2021.07.05
2020-21シーズンに最もフリースローを成功させた選手は誰なのか? 素朴な疑問を抱いたBBK編集部は、各選手のスタッツを確認しランキング形式でまとめてみた。
※所属は2020-21シーズン
1位に輝いたのは京都ハンナリーズのライス。NBAサマーリーグでのプレー経験を持つポイントガードは、今シーズン京都に加入すると、得点ランキング5位となる平均20.0得点(計1019得点)をマーク。フリースロー試投数では2位となったが、83.8パーセントの高い成功率で成功本数では2位以下に大差をつけて1位となった。なお、今シーズン限りで京都を退団することが発表されている。
富山グラウジーズのマブンガが昨年の3位から1つ順位を上げて2位にランクインした。今シーズンのアシスト王は、昨年に続き、被ファール数(ファールを得た数)が377回、フリースロー試投数は413本と2部門でもリーグトップの数字を残した。また彼の代名詞となりつつあるトリプルダブルも7試合で達成。富山との契約継続もすでに発表されており、来シーズンもその活躍から目が離せない。
3位は三遠ネオフェニックスのイェロヴァツ。希少なレフティーのビッグマンは、フリースロー試投数は成功数トップ5のなかで唯一の300未満(287本)だが、9割近いフリースロー成功率により、3位ランクインを果たした。なお、今シーズン限りで三遠を退団することが発表されている。
千葉ジェッツのサイズが4位にランクイン。チャンピオンシップ最優秀選手賞に輝いたビッグマンは、身長205センチながら運動量やフットワークにも優れ、レギュラーシーズンでは平均17.1得点、11.7リバウンドとチームを支えた。今オフにアルバルク東京への移籍を発表し、新天地での更なる活躍に期待がかかる。
5位は広島ドラゴンフライズのエチェニケ。今シーズンはじめてB1を戦うチームのインサイドを支え、チームは西地区最下位に沈んだものの、個人ではリバウンドランキングで3位に食い込む活躍を見せた。今オフにチームは日本代表3ポイントシューターの辻直人らを補強。新戦力との融合でチームを上位へ導けるか。
昨シーズンと比較して日本国籍選手トップ10で唯一の新顔は、同率8位のベンドラメ。フリースロー成功率は2018-19シーズンが68.6パーセント、2019-20シーズンは66.7パーセントとやや低調に終わり、成功数についても昨シーズンは41試合の出場で50本と日本国籍選手21位だった。しかし今シーズンは成功率が83.3パーセントと一気に改善し、見事同率8位までジャンプアップ。レギュラーシーズンでは全60試合に先発出場し、平均10.3得点、2.3リバウンド、4.5アシストをマークした。
■2020-21シーズン B1リーグ FT成功数 トップ10
1位:レイヴォンテ・ライス(京都ハンナリーズ) 321本
2位:ジュリアン・マブンガ(富山グラウジーズ) 286本
3位:ステヴァン・イェロヴァツ(三遠ネオフェニックス) 257本
4位:セバスチャン・サイズ(千葉ジェッツ) 243本
5位:グレゴリー・エチェニケ(広島ドラゴンフライズ) 238本
6位:ロスコ・アレン(新潟アルビレックスBB) 232本
7位:ジャック・クーリー(琉球ゴールデンキングス) 231本
8位:ドウェイン・エバンス(琉球ゴールデンキングス) 218本
9位:ジョシュア・スミス(富山グラウジーズ) 216本
10位:ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース) 206本
■2020-21シーズン B1リーグ FT成功数 日本国籍選手トップ10
1位:ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース) 206本
2位:藤井祐眞(川崎ブレイブサンダース) 178本
3位:ギャビン・エドワーズ(千葉ジェッツ) 149本
3位:宇都直輝(富山グラウジーズ) 149本
5位:齋藤拓実(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ) 133本
5位:ウィリアムス ニカ(島根スサノオマジック) 133本
7位:アイラ・ブラウン(大阪エヴェッサ) 129本
8位:ライアン・ロシター(宇都宮ブレックス) 110本
8位:ベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷) 110本
10位:富樫勇樹(千葉ジェッツ) 106本
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