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12月17日、各地でB1リーグ第12節が開催され、名古屋ダイヤモンドドルフィンズは敵地で島根スサノオマジックと対戦した。
レイ・パークスジュニア、伊藤達哉、スコット・エサトンの3選手が前節までの試合で脳震盪と診断され、9人で島根との上位対決に臨むこととなった名古屋D。苦戦も予想されるなか、第1クォーターはモリス・ンドゥールが10得点と気を吐き、22-20と2点リードで終える。
しかし、第2クォーター中盤に白濱僚祐に3ポイントを許して逆転されると、ウィリアムスニカらの得点により点差を離され、38-45と7点ビハインドで試合を折り返すことに。
迎えた第3クォーターは互いに譲らない一進一退の攻防となる。そんななか、名古屋Dはこの10分間でコティ・クラークが9得点、須田侑太郎が7得点と躍動し、チームとして25得点を積み上げる。一時は逆転にも成功するも、終了間際に阿部諒の得点を許し、63-64と1点ビハインドで最後の10分間へ。
最終クォーターは張本天傑、クラークの連続得点でスタート、リードを手にした名古屋Dはどの後も試合を優位に進める。終盤にはクラークのスティールからンドゥールが得点、さらに須田の3ポイントによって粘る島根を引き離し、最終スコア85-79で勝利を収めた。
限られた戦力のなか貴重な勝利を手にした名古屋Dは、クラークが22得点、ンドゥールが20得点と躍動。さらに、須田が4本の3ポイントを含む16得点と今シーズン最多の記録で勝利に貢献した。
一方の島根は、ペリン・ビュフォードがチーム最多の23得点。ニカが14得点、安藤誓哉が13得点で続くも、勝利には届かなかった。
■試合結果
島根スサノオマジック 79-85 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(@松江市総合体育館)
島 根|20|25|19|15|=69
名古屋D|22|16|25|22|=85