2022.12.15
12月15日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第111回が配信。番組前半では、先週の配信でも触れた徳島県への出張についての話題に。
今年のウインターカップにも出場する徳島県の城東高校の選手たちから、講演中にたくさんの質問を受けた島田氏。その場では時間が足りず、十分に答えることができなかったため、別途スケジュールを調整してオンラインで質問を受ける場を設けたという。島田氏が生徒たちから様々な質問を投げかけられた様子が一部抜粋して紹介された。
「チーム全員の熱量をどうやってそろえたらいいか?」という質問に対しては、「本人に熱量があっても外には伝わらないタイプの人もいるし、バンバンアピールするタイプもいる。全員で同じ目標に向かうことは大事だが、無理して熱量をそろえる必要はない。バスケのチームも、会社も様々な人がいることで成り立つから、いろんなタイプの人を認めることが大事」と熱意のこもったアドバイスを送った。
質問内容には高校を卒業したあとの将来への悩みも含まれていたと話し、現在バスケ部内で起きている課題を、島田氏ならではの経営者目線にリンクさせて質問してくるなど、「答える側の責任も重かった」という。質問の答えに対してさらなる疑問を投げかけてきた城東高校の生徒たちについては、「彼らのレベルの高さを感じた」と評価し、高校生だけでなく、自身にとってもいい経験になったと語った。
番組後半では「B.LEAGUE#LIVE2022」との連動企画により、愛媛オレンジバイキングスのユージーン・フェルプスについてのインタビューが紹介。フェルプスとともにダブルキャプテンを任された八幡圭祐が通訳を務めた。
現在B2のリバウンドランキングで首位を走っているフェルプスにその要因を聞くと、「大学時代のコーチから『リングに弾かれて空中にあるボールは全部お金だと思え』と言われていました。私はお金が大好きなので、常にそう思ってボールに飛びついています」とユーモアを交えたコメントが返ってきた。
島田氏は「本当は(リバウンドの秘訣などが)いろいろあると思うけど、真面目に答えるだけでなく、聞いている人たちを盛り上げることまで考えてるんじゃないかな」とフェルプスのサービス精神にも言及し、番組を締めた。
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