2022.12.27
12月13日、群馬クレインサンダーズのオーナーを務めている株式会社オープンハウスグループは、群馬県太田市が建設中の新アリーナ「OPEN HOUSE ARENA OTA(オープンハウス・アリーナ・オオタ)」のコンセプトが、「スモールクオリティ・アリーナプラン」に決定したことを発表した。
「OPEN HOUSE ARENA OTA」は、太田市運動公園に太田市が建設中の太田市総合体育館の愛称で、同市の新しいシンボルとして2023年春に完成を予定している。スポーツを通しての地域振興を担う地域共創型アリーナとして、また、群馬クレインサンダーズの新B1基準を満たすホームタウンアリーナとして活用される予定だ。
オープンハウスグループは、このアリーナの建設・運用スキームには、当時、オープンハウスグループ[オープンハウス各社]の太田市への企業版ふるさと納税約40億円、ネーミングライツスポンサー料1000万円が活用されており、自治体の負担を減らして最高のアリーナを建設することが可能になった。
「スモールクオリティ・アリーナプラン」というコンセプトで建設中の新アリーナは、人口22万人の太田市に最適な規模の5000人というコンパクトな収容人数となる。街にとって最適なサイズながら、内装や設備、環境にこだわり、最高のエンタメ空間を実現することを目指す。
新アリーナの設備には、日本最大級の可動式センタービジョンや世界最高峰のサウンドシステム、コートが浮かび上がる劇場型のライティングなどが搭載。また、コートと座席の距離を限界まで近くにするなど、臨場感を高める作りとなっている。
さらに、新アリーナ最初の4試合は「THE FIRST 4 GAMES」と題して開催。こけらおとしとなる試合は2023年4月22日の千葉ジェッツ戦となり、チケットの販売は同年の2月を予定している。
今回の発表に際し、群馬に所属する選手たちは以下のようにコメントしている。
■トレイ・ジョーンズ
「今とても興奮している。バスケットボール選手であれば、誰もが素晴らしいアリーナでプレーしたいと願うもの。それが叶おうとしている。私はチームがまだB2に所属していた頃からプレーしているが、チームが数々の記録を塗り替えながらステップアップして、こうして素晴らしいホームコートに辿り着けたことを誇りに思う。2023年4月のオープンに向けて、最高のモチベーションの中で今シーズンをプレーしていきたい」
■五十嵐圭
「今年でキャリア20年目を迎えますが、こうして新しい節目に立ち会えること、そして大きな挑戦ができることに感謝しています。これまでたくさんのコートに立って、そこからたくさんの素晴らしい光景を見て来ましたが、2023年の4月に新しいホームコートに立ったときに、そこからどんな景色が見えるのか、皆さんのどんな表情が見えるのか、そして自分の胸の中にどんな感情が広がるのか、今から楽しみです」
■八村阿蓮
「NBAの試合を現地で観たときに、アリーナに来ているお客さんたちが本当に楽しそうに試合を観戦している姿が強く印象に残っています。選手たちのプレーだけではなく、演出もそうだし、音響もそうだし、みんなが楽しめるようなエンターテイメントとしての工夫がいろんなところにされていました。新しいアリーナができることでそういう雰囲気の中で自分もプレーできるということに、今からワクワクしています」
■並里成
「バスケットボールを通じて、地元・群馬や太田の皆さんと一緒になって街を盛り上げていく、子どもたちに夢を与える、このプロジェクトに共感したからこそ自分は群馬でプレーすることを決断しました。新しいアリーナで自分が一番楽しみにしていることは、会場の雰囲気。もちろん、いろんな豪華な設備も楽しみですが、お客さんが入って試合が行われるときの空気感がどんな感じになるのか、それが今から楽しみです」
■「THE FIRST 4 GAMES」開催日程
2023年4月22日(土)vs千葉ジェッツ
2023年4月23日(日)vs千葉ジェッツ
2023年4月29日(土)vsファイティングイーグルス名古屋
2023年4月30日(日)vsファイティングイーグルス名古屋
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