2022.12.27

【群馬vs千葉J】失点が増加傾向の群馬…千葉Jの長距離砲をいかに防ぐか

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群馬クレインサンダーズ vs千葉ジェッツ(@太田市運動公園市民体育館)
12月28日19時5分

 前々節サンロッカーズ渋谷戦が新型コロナウイルスの影響で中止となり、前節の三遠ネオフェニックス戦が10日ぶりの試合となった群馬クレインサンダーズトレイ・ジョーンズを欠いたが、GAME1は代わってスターターに名を連ねた山崎稜の16得点を挙げる活躍で接戦を制した。

 だが、GAME2は立ち上がりから三遠の猛攻を浴び、ファウルを重ねて92失点で敗れた。コロナ禍の影響は感じさせなかったものの、12月に入って失点が増加傾向にあるディフェンス面の課題は、この第2戦でより鮮明になった印象だ。

 千葉ジェッツは前節、川崎ブレイブサンダースとの地区首位どうしの激突となった。6点ビハインドで迎えた第4クォーターに32得点を挙げてGAME1を制すると、GAME2は第2クォーターを9得点に抑えこむ好ディフェンスを披露し、見事に連勝を飾った。

 ホームでは7連勝となったうえ、1ゲーム差で追うアルバルク東京との差もキープ。プロ契約での加入が発表された小川麻斗は2試合ともに出場を果たし、不安材料は見受けられない。

 地区2位のA東京に4ゲーム差をつけられている群馬としては、シーズン中盤に差しかかったこのタイミングでギアを上げたいところ。東地区どうしの対戦ではここまで3勝4敗と負け越しており、まずは地区内で優位に立たなければ今後の展開が難しくなる。千葉Jとの大きな差は3ポイントシュートの試投数。千葉Jの長距離砲をいかに防ぐかという点が勝敗を分けることになる。

 文=吉川哲彦

■ロスター
・群馬(HC:水野宏太)
星野曹樹
マイケル・パーカー
トレイ・ジョーンズ
五十嵐圭
八村阿蓮
野本建吾
菅原暉
アキ・チェンバース
並里成
ケーレブ・ターズースキー
山崎稜
ジャスティン・キーナン

・千葉J(HC:ジョン・パトリック)
富樫勇樹
小川麻斗
ヴィック・ロー
二上耀
西村文男
大倉颯太
佐藤卓磨
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
荒尾岳
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス

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