2022.11.24

『島田のマイク』108回が公開…「男子日本代表強化検討委員会」設置の経緯や目的とは?

『島田のマイク』第108回が公開された
バスケ情報専門サイト

 11月24日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第108回が配信。番組冒頭では、男子日本代表が2連勝を収めた「FIBAバスケットボールワールドカップ2023アジア地区予選 Window5」について振り返った。

 島田氏は食事や気候、そして移動に要する時間など、アウェー連戦の過酷さについても改めて紹介しつつ「タフなシチュエーションで勝ってきたということは、本当に素晴らしい」とバーレーンとカザフスタンを連破した日本代表を称賛した。

 番組本編では、11月17日に立ち上げが発表された「男子日本代表強化検討委員会」についてトーク。島田氏は「JBAの強化方針とBリーグのレギュレーションを突合していくときに、そういう機能があった方がいい」と同委員会設置の目的を説明した。

 また、委員会で今後話し合われることについては「中期的には2026年の『将来構想』のときにBリーグのルールがどうあるべきか議論する。長期的には2030年のロス五輪などでどう結果を出すかというところ。短期的には来年のワールドカップで結果を出すこと」と各時期を見据えた議論が行われると話した。

 同委員会の委員長も務める島田氏。就任の経緯については「Bリーグの事業的観点とJBAの強化的観点はかなり利益相反する。たまたま私はBリーグのチェアマンで、JBAの副会長でもある。両方の立場を持っているので、いざとなったら決めていくということで任命された」と話し、現状は互いに尖った視点で改善案を提案し、その上で折衷案を模索するという考えも示した。

 委員会の設置については、Window5に向けた合宿を行なっていた日本代表の選手、スタッフ陣にも直接赴いて報告したとのこと。リーグだけでなく、日本代表チームに向けた熱い思いも話しつつ番組を締めた。

男子日本代表の関連記事

B1の関連記事