2022.11.14

苦しい後半を乗り越えバーレーンを下した日本代表…張本天傑「チームとして成長できた」

第1クォーターから日本の得点をけん引した張本[写真]=fiba.com
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 日本バスケットボール協会は11月13日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」Window5でのバーレーン戦を終えた日本代表選手たちの模様を公式YouTubeチャンネルで伝えた。

 11日にアウェーで行われたバーレーンとの試合に、87-74で勝利を収めた男子日本代表。第1クォーターを24-10で終えると、日本は17点のリードで試合を折り返す。第3クォーターに大きく点差を詰められ、後半は苦しい展開が続くが、最後はバーレーンを突き放して大きな勝利を手にした。

 この試合で5本の3ポイントを含む22得点5リバウンド3アシスト2スティールと大車輪の活躍を見せた張本天傑名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)は、「前半は自分たちのバスケットをやって、いい感じで終われたのですが、後半は相手の追い上げにより、アウェーの雰囲気に飲まれる場面もありました。そこで全員がしっかりと我慢して、最後まで粘り切ることができたので、チームとしても成長することができました」と激闘を勝利で終え、チームとして手応えを感じることができたようだ。

 また、4得点3アシストを挙げたコー・フリッピン琉球ゴールデンキングス)は、「今日は試合前に自分の役割について、コーチ陣としっかり話し合いをしたので、自信を持って自分のやるべきことをやって、チームにエナジーを与えることができました」と自身のプレーを振り返った。

 さらに、20得点4アシスト2スティールと存在感を発揮した河村勇輝横浜ビー・コルセアーズ)は、「第3クォーターにインテンシティが落ちて、相手を立ち直らせてしまったことはチームとしての課題です」と後半の戦いぶりについて語ると、「40分間しっかり戦い抜くことが大事だと再認識できたゲームでした」と冷静に語った。

18分33秒のプレータイムで大きくスタッツを伸ばした河村[写真]=fiba.com

「勝つことができて本当に良かった」と話すトム・ホーバスヘッドコーチは、「第3クォーターと第4クォーターの出だしは我慢の時間でした。相手もアジャストしてくるのは当たり前で、そこでチームファウルが増えてしまったのは反省点です」とチームとして修正するポイントについて言及。それでも、「(途中で追い上げられた)こういう試合は下を向いてしまったら負けてしまいますが、選手たちが最後まで自分たちのバスケットをやってくれました」と敵地で貴重な白星をつかんだ選手たちを称えた。

 続くカザフスタン戦は14日の23時00分に試合開始予定で、DAZNでライブ配信される。また、BS日テレでは同日の26時00分から、日テレジータスでは15日の18時15分から、録画放送される。

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