2022.11.23

企画でも攻めるレバンガ北海道…新たに仕掛けるWeb3を活用した取り組みに迫る

北海道は今年からレバンガトークンなど、新たな企画をスタートさせている
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 オンラインサロン、選手プロデュースグッズ、折茂武彦引退記念NFTなど、次から次へと新しいファンサービスが生まれ続けるクラブ、それがレバンガ北海道だ。その結果は観客動員数にも如実にあらわれており、Bクラブの中では常にトップレベルを維持し続けている。

 そんな北海道が今年から新たに取り組み始めたことといえば、レバンガトークンだ。ブロックチェーン技術を活用したWEB3と呼ばれる領域のサービスだが、同クラブでは今シーズンからレバンガトークンとNFTを絡めた新企画をスタートさせたという。今回はそんなレバンガトークンやNFTをプロデュースしているセールスディビジョンマネージャーの池田壮輝氏に話を聞いた。

ーーまず、池田さんの経歴と現在の仕事内容を教えてください。
池田
 北海道の大学を卒業後、新卒で人材会社に入社し求人広告の営業を担当しました。そこで一年間働き、翌年から縁がありレバンガ北海道に入社しました。2022年で4年目になります。現在はセールスディビジョンのマネージャーとして、スポンサー・パートナーシップ営業や企画、運営を担当しています。

ーー9月にはBリーグ2022-23シーズンが開幕しました。今シーズンのレバンガ北海道はどういったチームですか?
池田
 クラブ全体の一体感がありますね。『チャンピオンシップ出場』そして『日本一』を目標に掲げ、日々の練習や試合に臨んでいます。僕らフロントスタッフもチームの勝利のため、そして会場に来てくださった方に「楽しかった、また来たい!」と、パートナー企業の皆さまには「レバンガ北海道と組んで良かった」と思っていただけるように活動しています。

ーー今シーズンからは新たなNFT企画もはじめていますね。
池田
 新加入選手の入団を記念したNFTと、メモリアルな記録を記念したNFTですね。あとはクラブマスコットのレバードのNFTもあります。クラブとして会場内外でDXを推し進めるうえで、今後は必ずNFTやトークンなどのデジタルコンテンツが認知され浸透していくと考えています。

 正直、まだまだNFT自体の認知度は高くありません。ただ、先行してそのような取り組みをはじめることで、ファン・ブースターの方に喜んでいただくきっかけになると思っています。また、選手の加入やメモリアルな記録とNFTを結びつけることで、ポジティブなイメージを持っていただけるのではないかと期待しています。

レバンガトークンやNFTをプロデュースしているセールスディビジョンマネージャーの池田壮輝氏

ーーレバンガ北海道さんはNFTに限らずいろいろな企画にチャレンジされているイメージが強くあります。このあたりはクラブとして意識している部分なのでしょうか?
池田
 ブースターや企業、トークンホルダーの皆さまに喜んでいただくことが前提ではありますが、失敗を恐れず、また前例にとらわれずに挑戦する、という意識は社員全員にあると思います。「無理」という言葉で片づけるのではなく、何かできる方法がないか考える。そこに歳の差や職歴は関係ありません。上司がそういう環境をつくってくださるので、ありがたいです。僕が23歳で入社したときも温かく迎え入れてくださって、たくさんのアイデアをつくり出すことができました。

ーークラブ、また池田さん自身は、どういったところからWeb3についての情報収集をしているのでしょうか?
池田
 パートナー企業や他クラブの方から情報収集することが多いですね。ありがたいことに我々にはたくさんのパートナー企業の皆さまが関わってくださっています。また、Bリーグを取り巻く環境、エンターテインメント性とWeb3の互換性も非常に高いです。切磋琢磨しながらより良いものをつくりあげて、皆さまに提供することができていると思います。

ーー認知を高めるためにはどういったことが必要だと考えていますか?
池田
 より身近なものだと認知していただくために、まずは発行する我々が知識を深める必要があると思います。そのうえで、会場でもNFTやトークンに触れる機会をつくりたいですね。

 ただ発行、配布して終わりというだけではなく、トークンホルダーの皆さまと継続的な関係を築きたいと考えています。レバードからお手紙が届いたり、選手からメッセージが届いたり、付加価値をつけることで「次回も買いたいな」と思っていただける企画になるよう意識しています。

 現在考えているのは、トークンホルダーの皆さまと試合を盛り上げる『トークンデー』という企画です。ただトークンホルダーの皆さまと共創するだけでなく、一歩踏み込んだ形でSDGsをテーマに企業も巻き込みながら新しい形を作りたいなと考えており、皆さまと準備段階からともに活動して、その集大成を会場で形にできたらうれしいですね。そしてこちらも一度限りではなく、毎年恒例のイベントにできれば、と考えています。興味のある企業の方はぜひご連絡いただきたいです。

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