2023.09.10

プレシーズンゲームで川崎と引き分けたA東京…新主将バランスキー「目標はもちろん優勝」

新キャプテンを務めるバランスキー(写真は昨シーズンのもの)[写真]=B.LEAGUE
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 9月9日、日本各地でBリーグのプレシーズンゲームが開催。アルバルク東京は今シーズン初の有観客ゲームとして川崎市とどろきアリーナで川崎ブレイブサンダースと対戦した。

 A東京は安藤周人ライアン・ロシターセバスチャン・サイズに加え、新加入のレオナルド・メインデルテーブス海がスターター出場した。シーソーゲームの展開となった試合は、A東京が終盤にリードを許すも、最後は80-80の同点に追いついて試合終了。プレシーズンゲームのためオーバータイムの実施はなく、両チームの決着は2023-24シーズン開幕後に持ち越された。

 A東京はクラブ公式サイトを通じて、ヘッドコーチと選手たちのコメントを発表している。

 就任2年目のデイニアス・アドマイティスHCは、「プレシーズンの初戦ということでかなりミスが目立ってしまいました。オフェンスもディフェンスも良い部分がありましたが、改善すべき部分がかなり見え、もちろん手応えもありますが、そうでない部分も多い試合でした」と反省点の方が多かった様子。

 それでも、「今シーズンは選手層も厚いですし、インサイドもアウトサイドも選手のローテーションで、出場時間の長さを問わず、出ている選手が全力でプレーして、強度を落とさず40分間戦うことを重要視していきたいと思います」と、新チームのポテンシャルに自信を覗かせた。

 新加入のテーブスは、「周りに素晴らしい選手がいるので、本来の持ち味であるペイントアタックをたくさんして、周りをセットアップすることを意識しています」と新天地でのプレーについて語ると、「試合終盤のシュートセレクションが良くなかったので、積極的に打つことはこれからも続けたいですが、もう少しシュートの判断を改善していきたいです」と、自身の反省点についても触れた。

「ディフェンスで相手のキープレーヤーを抑えることは今シーズンも求められている」と自身の役割について語った小酒部泰暉は、「田中大貴サンロッカーズ渋谷)選手が抜けた2番ポジションのところをステップアップして、突き詰めてやっていきたい」とコメント。長年チームを支えたエースの抜けた穴を埋めるべく、さらなる成長を目指す。

 今シーズンからキャプテンを務めるザック・バランスキーは、「全員がそろったのが昨日が初めてで、まだお互いやりたいことが明確にわかってないですし、これからコミュニケーションを取りながらやっていきたい」とチームの現状について語った。

 2015年の入団からチーム一筋のバランスキーは「みんな良いものを持っていると思うので、それをどう組み合わせていくかが楽しみです。噛み合ったときの爆発力やチーム力はすごいと思います。チームの目標はもちろん優勝ですし、個人としても楽しんでやっていきたい」と、新シーズンへ向けて意気込んだ。

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