愛媛オレンジバイキングスの笠原太志が現役引退…「自分は皆様に支えられて成り立っていた」

現役引退を発表した笠原[写真]=B.LEAGUE

 9月10日、愛媛オレンジバイキングス笠原太志の現役引退を発表した。

 奈良県出身で現在31歳の同選手は、188センチ90キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。鹿屋体育大学卒業後、2012年にTGI D-RISE(現山形ワイヴァンズ)へ入団し、2013年からはバンビシャス奈良でプレーした。2016-17シーズンに愛媛移籍を果たし、在籍4年目となる昨シーズンは47試合に出場して300得点(1試合平均6.4得点)96アシスト(同2.0アシスト)を記録した。

 笠原はクラブ公式HPを通して以下のようにコメントしている。

「この度、プロキャリアを引退することをご報告させていただきます。

 大学を卒業し右も左もわからない状態でプロの世界に足を踏み入れましたが、気が付けばいつの間にか8年という月日が経っていました。思えば、勝利へ向けて自分にできることを実行していくだけで精一杯でした。

 ブースターの皆様には試合中だけでなく試合以外の場面でも温かいお言葉をたくさんいただき、その応援にいつも励まされてきました。本当にありがとうございました。

 そしてBリーグ関係者の方々、所属してきたチーム関係者やスポンサーの方々、これまで一緒に戦ってきたチームメートにも感謝しています。

 自分は皆様に支えられて成り立っていたのだと今改めて実感しています。8年間プレーさせていただいたことを心から感謝しています。

 今、世界中が新型ウイルスへの不安を抱えているかと思いますが1日でも早くいつもの日常が取り戻せるよう祈っています」

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