ライジングゼファー福岡は7日、ジョゼップ・クラロス・カナルスヘッドコーチとの契約が満了したと発表した。
スペイン出身で現在52歳の同氏は、男子メキシコ代表や秋田ノーザンハピネッツ、バーレーン代表などの指揮官を歴任し、昨シーズン途中から福岡のヘッドコーチに就任。今シーズンは26勝33敗で西地区5位の成績を残していた。
同氏は発表に際し、「選手の皆さま、そしてチームスタッフの皆さまのご尽力に感謝申し上げます。またコロナ禍の困難な時期に懸命に応援していただきましたライジングブースターの皆さま、またオーナーさま、フロント陣に感謝しております。ライジングゼファーは2年前12試合勝利しました。そして昨シーズン私が契約するまではチームは8勝でしたが今シーズンは26勝しました。確実に前に進んでおりライジングゼファーは最終的な目標に到達するまで進み続けると思います。そして今まで私の家族にもサポートしていただき本当感謝しております。皆さま本当にありがとうございました」とコメント。
また、福岡の藤野孝代表取締役社長は「コーチ・ペップには、B2リーグにおいて『ハードディフェンスの福岡』という定評を築き上げ、チームに素晴らしいカルチャーを浸透させてくれたことに感謝しています。また、試合終了まで情熱を絶やさず、執念をもって勝利にこだわる姿には尊敬の念を禁じえませんでした。彼が残してくれた練習でも試合でもハードワークで臨むカルチャーを大きな財産として引き継いでまいります。コーチ・ペップありがとう!」とねぎらいの言葉を送っている。