12月28日、武蔵野の森総合スポーツプラザで「Softbankウインターカップ平成30年度 第71回全国高等学校バスケットボール選手権大会」女子決勝戦が行われ、大阪薫英女学院(大阪府)は岐阜女子(高校総体2/岐阜県)に74-92で敗れた。
今大会5試合で1試合平均11得点をマークした大阪薫英女学院の森岡奈菜未(2年)は、「先生も最後に『できることはやった』って言ってくださった。チーム的にはできることはできた」と前置きしながらも、「個人的にはまだまだ改善点、改善していかないといけないところがあった」と振り返った。
181センチの身長を誇る森岡は、今夏U17日本代表に選出され、ベラルーシでの「FIBA U17女子バスケットボールワールドカップ2018」を戦った。「あまりプレータイムはもらえなかった」と話すも、「外国人しかいないチームと何回も試合させていただいて、守り方とかもたくさん教えてもらえたので、当たりを嫌がらずいけるようになった」と自分より高い相手との戦い方を覚え、岐阜女子との決勝戦でもハディ ダフェ(2年)、イベ エスターチカンソ(1年)に立ち向かい17点をマーク。それでも、「決めきれる力がまだ自分にはなかった」と反省を口にした。
これで3年生は引退を迎える。今後はよりチームの中心としての活躍が求められる森岡。北川聖や清水咲来(ともに3年)ら得点源の「空いたところを自分が埋めていけるように。自分がもっとチームを引っ張っていきたい」と意気込んだ。