高校バスケットの冬の祭典「SoftBankウインターカップ2020 令和2年度第73回全国高等学校バスケットボール選手権大会」が、2020年12月23日から29日の期間に開催された。
県立豊見城高校の渡久地政睦は、大会1日目に44得点を叩き出し、インパクトを与えた。1回戦から全国屈指のスコアラーがしのぎを削った本大会に出場した“点取り屋”たちは、どれだけの得点を記録したのだろうか。
ウインターカップ2020の男子1回戦から決勝までにおける個人の得点ランキングを以下にまとめてみた。
■ウインターカップ2020 男子1試合個人得点ランキング
1位:44得点 渡久地政睦(県立豊見城/1回戦・北陸学院戦)
2位:42得点 コンゴロー・デイビッド(報徳学園/1回戦・八戸工業大学第一戦)
3位:40得点 中野友都(九州学院/3回戦・正智深谷戦)
4位:39得点 ガンホヤグ ドゥルグーン(柳ヶ浦/1回戦・新田戦)
5位:38得点 中野友都(九州学院/1回戦・能代工業戦)、山﨑一渉(仙台大学附属明成/2回戦・県立和歌山工業戦)
7位:37得点 中野友都(九州学院/2回戦・前橋育英戦)
8位:36得点 吉本有佑(奈良育英/1回戦・県立佐世保工業戦)、木村祐誠(東北学院/1回戦・高岡第一)
10位:35得点 髙山鈴琉(東海大学附属諏訪高校/3回戦・報徳学園戦)
1位に輝いたのは、県立豊見城高校の渡久地政睦。1回戦では、北陸学院高校を相手に44得点、13リバウンドで“ダブルダブル”を達成。1回戦突破に貢献した。2回戦では正智深谷高校に敗れたものの、26得点と圧巻のパフォーマンス。1試合平均35.0得点を叩き出した。2位には、コンゴロー・デイビッド(報徳学園高校)がランクイン。1回戦では、42得点に加えて28リバウンドとインサイドを支配した。
3位は、九州学院高校の中野友都。中野は、5位と7位にもランクインしており、3試合で計115得点(1試合平均38.33得点)と脅威の成績を叩き出した。チームを優勝に導いた仙台大学附属明成の山﨑一渉は、2回戦で38得点をマーク。全4試合で108得点(1試合平均27.0得点)の成績を残した。