U16男子日本代表がレバノンを9点差で退ける、アジア選手権最終日は5位決定戦へ

計10得点をマークした田中力[写真]=fiba.com

 4月7日に中国の広東省仏山市で「FIBA U16 アジア選手権大会2017(FIBA U17バスケットボールワールドカップ2018 アジア地区予選)」5-8位決定戦が行われ、前日の準々決勝で敗れた男子U16日本代表チームがレバノンと対戦した。

 2日のグループリーグ初戦では、同じ相手に94-68で快勝した日本。第1クォーターは富永啓生(桜丘高校)のフリースローで先制すると、中村拓人(中部大学第一高校)が連続得点をマークして先行する。残り2分15秒に14-15とされたが、岩崎光瑠(近畿大学附属高校)、江原信太朗(実践学園高校)が返して3点リードで終えた。

  第2クォーター序盤は、三谷桂司朗(広島皆実高校)が得点を伸ばす。残り2分49秒からは富永が連続3ポイントを含む11得点を挙げる活躍を見せ、39-33で試合を折り返した。

中村拓人は得点とアシストでチームをけん引[写真]=fiba.com

 第3クォーターに入っても富永の3ポイントは止まらず、開始約2分間で3本の長距離砲を沈める。点差を15点に広げた日本は、その後もバランス良く加点し一挙30得点を積みあげた。

 69-51で迎えた最終クォーターは、開始1分35秒に記録した田中力(横須賀市立坂本中学校※3月30日時点の所属)の得点以降スコアが伸びず、試合終了残り5分を切った時点で11点差まで詰め寄られる。それでも、同4分32秒から三谷が4得点を挙げると、8点差に迫られた同2分2秒からは結城智史(土浦日本大学高校)、中村の得点で逃げきり、最終スコア88-79で試合終了。9点差でレバノンを退けた日本は大会最終日となる8日、韓国、イランの勝者と5-6位決定戦で激突する。

【試合結果】
日本 88-79 レバノン(@Foshan Lingnan Mingzhu Gymnasium)
JPN|18|21|30|19|=88
LEB|15|16|20|28|=79

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