8月28日、インドネシアのジャカルタで行われた「第18回アジア競技大会(夏季大会)」の男子バスケットボール競技の5-8位決定戦にて、日本代表が80-113でフィリピン代表に敗れた。
日本は前半だけで57失点を喫すると、後半も引き続きフィリピンの攻撃に苦しみ、残り10分を残して82-64。第4クォーターには太田敦也 (三遠ネオフェニックス)、張本天傑(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)、玉木祥護(筑波大学)がファウルアウトで退場、最後は27日のイラン戦で足首を負傷したベンドラメ礼生(サンロッカーズ渋谷)をコートにとどめ4人で戦った。試合後、エルマン・マンドーレヘッドコーチ代行は「今日は(失点を)70点か75点で終わりたかった。でも前半だけで57点取られてるので、今までと違ってソフトに入ってしまったかもしれない」と悔やんだ。
「我々のシステムとしてディフェンスはすごく重要な部分。世界を見てもいいチームというのは絶対ディフェンスがいいんです」と、改めて守備の重要性を再確認したマンドーレ氏。31日の最終戦、地元インドネシアとの7-8位決定戦へ向けては「正直言って7位と8位では我々にとっては全然違う。命を懸けてまでも挑戦してみようと思っています」と決意を口にした。