7月30日、「FIBAバスケットボールワールドカップ2019」に向けた男子日本代表の候補選手16名が発表され、渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)がメンバー入りを果たした。
16日(現地時間15日)まで行われたサマーリーグで負傷した渡邊だが、現在のコンディションは「すぐにみんなとの練習に混じってできる状態」だという。「いよいよ代表活動が始まるという感じ。準備できていると思うし、合宿ですごくいい練習ができていると聞いているので、これから参加できるのがすごく楽しみ」
もっとも、自身はアメリカでの経験を日本代表チームに還元するつもりだ。サマーリーグは計4試合の出場で平均14.8得点7.3リバウンド1.5アシストを挙げ、結果を残したことで「すごく自信につながった」。約1カ月以上に及ぶ今回の代表活動では「自分が中心選手としてやっていかないといけない」と、自覚を示した。
また、八村塁(ワシントン・ウィザーズ)、「会うのも初めて」というニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)との共演について、「3人だけではなく、他のメンバーもかなりレベルアップしている。日本代表のこのメンバーでプレーすることがすごく楽しみなので、早く試合がしたくてしょうがない」とも語った。
メンバー発表の記者会見では、フォトセッションの際に満面の笑みを浮かべていた渡邊。「塁が横でなんか言っていたので(笑)。でもみんなと顔を合わせて、会うのも久しぶりで、自然と笑顔が出てくるという感じ。今後が楽しみで仕方ないですね」と口にした。