12得点5アシストで存在感を光らせた富樫勇樹「バスケットボールが帰ってきているのがすごく嬉しかった」

対戦した若手ついては「負けられないなという気持ちが強くなった」と話した [写真]=JBA

 8月16日、国立代々木競技場 第1体育館にて『BASKETBALL ACTION 2020 SHOWCASE』が行われた。千葉ジェッツ富樫勇樹は、Team Actionの一員として試合に出場した。

 試合後にメディアの取材に応じた富樫は「無観客でしたけど、みなさんの前でプレーすることができて、すごく久しぶりですごく楽しかったです。バスケットボールが帰ってきているのがすごく嬉しかったです」と喜びを口にした。

 富樫は、若手を中心に構成されたTeam Actionに対し、12得点、5アシストをマーク。存在感を示した。対戦相手については「対戦相手としても初めて対戦する選手もいて、可能性やポテンシャルの高い選手がたくさんいるのだなと感じました。もちろん1選手として負けられないなという気持ちが強くなりました」とコメント。

 篠山竜青川崎ブレイブサンダース)とともに出場した“ツーガード”の時間帯については「同じポイントガードでサイズがあるわけではないので、コートに一緒に立つのは初めて。サイズの関係で、こういう起用はあまりありませんが、アルゼンチンも2人のポイントガードで、世界的にビッグマンが多くない状況なので、楽しかったですし、篠山選手の他の人に合わせる動きはやりやすいので、また同じ時間があればいいなと思います」と述べた。

 最後に10月に開幕を予定しているシーズンへの意気込みを問われると「Bリーグがあと2ヶ月くらいで開幕するので、無観客だろうが、観客が入っても僕たちのやることは変わらないので、今日の配信で楽しんでくれる方々がたくさんいるのだなと実感できたので、よりシーズンが楽しみになりました」と期待を寄せた。

モバイルバージョンを終了