7月27日、東京オリンピック3x3バスケットボールの予選プール4日目が行われ、男子日本代表が中国代表と対戦した。
男子日本代表はここまで1勝5敗で予選プール最下位。準々決勝進出へは中国代表に2点差以上で勝利することが絶対条件の中、最終戦に臨んだ日本代表は、2点を先取されるもアイラ・ブラウン(大阪エヴェッサ)と富永啓生(ネブラスカ大学)の2ポイントシュートが立て続けに決まり、リードを奪う。その後中国の反撃に遭い、逆転を許すが保岡龍斗(秋田ノーザンハピネッツ/SEKAIE)のアタックなどで食らいつく。
8−10とリードを許して迎えた試合中盤、ブラウンが2ポイントシュートを成功させて同点に追いつくと、ファウルを受けた保岡がフリースローを着実に沈めて再逆転。これでリズムをつかんだ保岡が、2ポイントシュートや積極的なアタックなどで得点を量産し、残り3分50秒で17−13と点差を広げる。
その後中国代表が高さを強調したオフェンスを展開するが守り抜き、19−16で迎えた試合残り2分52秒。富永が2ポイントシュートを射抜き、21−16でノックアウト勝利! 勝利が絶対条件というプレッシャーを跳ね除け、日本が予選プール突破を決めた。
日本は保岡と富永が8得点、ブラウンが5得点を挙げた。
■試合結果
日本 21−16 中国