2023.07.08

W杯日本代表入りへ虎視眈々…原修太「僕はボーダーに位置していると思う」

7日、練習後の取材に応じた原修太[写真]=田島早苗
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 男子日本代表(FIBAランキング36位)は7月7日、チャイニーズ・タイペイ代表(同69位)との「バスケットボール男子日本代表国際強化試合2023 静岡大会」に向けた前日練習を実施。練習後に原修太千葉ジェッツ)が囲み取材に応じた。

 8月25日に開幕する「FIBAワールドカップ2023」が迫る中、2021年11月以来、久しぶりの代表招集となった原。「僕はひとりだけ最後に呼ばれたので、(ワールドカップ選手選考の)ボーダーに位置していると思う。実戦で出ることがあればアピールしていくことが生き残る上では大事なのかなと思っています」と、自身が置かれている現状について分析した。

 また、チーム内での役割については、特にディフェンスとドライブが求められていると明かし、「他の選手との違いを見せられるのはそこかなと思う」とコメント。「ドイツ代表のシュルーダー選手だったり、相手のキーマンを止めることを期待されて呼ばれていると思う。そこは今週末の試合でもアピールできれば」と、Bリーグベストディフェンダー賞の矜持も胸にワールドカップ出場を視野に捉えている。

 日本代表は7月8日と9日のチャイニーズ・タイペイ2連戦を終えると、7月末の韓国遠征、8月の強化試合5試合を経て、ワールドカップ本番へ。アピールチャンスは限られているが、「やるべきことは千葉でも代表でも変わらないと思ってる。特に緊張もないですし、やってやるぞという気持ちはBリーグの試合でもあるので、いい意味で変わらずに臨めるのかな」と原。虎視眈々とワールドカップ代表入りを狙っている。

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