2023.08.29
男子日本代表(FIBAランキング36位)は7月7日、チャイニーズ・タイペイ代表(同69位)との「バスケットボール男子日本代表国際強化試合2023 静岡大会」に向けた前日練習を実施。練習後に富樫勇樹(千葉ジェッツ)が囲み取材に応じた。
所属クラブでBリーグチャンピオンシップファイナルまで勝ち上がった富樫にとっては、激闘から束の間のオフを挟んで代表合宿に参加する厳しいスケジュール。「試合勘を含め代表のバスケットを思い出しながらやりたいです。もちろん勝ち負けもそうですし、内容もそうですし、ワールドカップの選手選考もかかっているので、対戦相手関係なくしっかり確認したいと思います」と、この2連戦の位置付けを語った。
ただ、強化試合を前に「正直ベストなコンディションではない」と自身の現状を明かしつつ、「自分のコンディションを8月25日に持っていくためにやっていかなくてはいけないと思っている」と、あくまでワールドカップ開幕に照準を合わせていることを強調。
今回の2試合がワールドカップ前の貴重な強化試合であることも承知の上で、「焦らずじゃないですけど、正直このチャイニーズ・タイペイとの試合に合わせてしまうと、ぶっ通しで8月、ワールドカップ、Bリーグのシーズンまで、2年間やり続けなきゃいけないというのは怪我のリスクもあるかなと思い、自分の体とも相談しながらやっていた。徐々に上げていければと思います」と冷静に自身の現状を分析した。
また、チームの主力として期待されていた八村塁のワールドカップ出場辞退については、「来てくれたらうれしいけど、あまり高い期待はしていなかったので、驚きという部分はなかった」とコメント。
東京オリンピックではともに日の丸を背負った仲間なだけに、「もちろん一緒にやりたかった思いはありますけど、彼の今後のバスケットキャリアを考えての決断だと思うので応援したいと思います」と八村の決断を尊重し、「パリオリンピックの出場権を得られて、一緒にやってくれる可能性もあると思う。一緒に日本代表として戦ってくれた1人として、また一緒にできたら良いなと思います」と思いを語った。
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