2023.09.08
7月13日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第141回が配信され、出張先のエピソードを披露した。
これまでも出張先のエピソードは“鉄板トーク”の一つだったが、今回は富山で大人向けに講演を行った際、質疑応答で1人の少年が手を挙げたことに感銘を受けたことを振り返り、「中学生でああいう場で手を挙げることは素晴らしいよと褒めてあげることは、彼の人生にとっても大事なんじゃないか」と、イベント後にあらためて少年と1対1でオンライントークしたことを明かした。番組ではその模様が一部公開された。
島田チェアマンが“再会”を望んだ少年は、バスケットボール界では言わずとしれた名門・奥田中学校の男子バスケットボール部に所属している1年生。入部から間もなく「レベルが違いすぎて絶望してしまった」という少年の悩みに、島田チェアマンは自身の学生時代を照らし合わせながら、「意外とそんなに差がなかったりするので、気持ち切らさず素直にね。自分の強みは何なのかとか、ただただ一生懸命やるのも大事だけど、工夫したり考えたりしながらやるのが近道かもしれない」とアドバイス。「こんな話をジェッツの選手にもしていましたよ」と、球団社長を務めていた頃を懐かしみながら、バスケ少年に生き抜く術を授けた。
さらに島田チェアマンが少年に質問を求めると、今度は「身長を伸ばすための食生活は?」という切実な質問が…。島田チェアマンもさすがに「私もわからない(笑)」とタジタジだったが、「身長ばかりはなかなかコントロールできないと思う。できる限り自分のコントロール可能なところで努力したほうが良いんじゃないか」とし、「バスケにおいても、今後の勉強においても、将来何かをしようとするときもそう。自分が“できること”を早く整理して集中した方がいい」と回答した。
また、「ジェッツの原修太選手みたいに、サイズが大きくなくても外国籍選手を吹っ飛ばすくらい身体が強くて、日本代表に選ばれている選手もいる」と現役Bリーガーの名前も挙げ、「何をウリとしてやっていくか決めて、3年後に自分の身長が伸びていればそれはそれでラッキーだし、伸びなくてもその武器で勝負していけばいいと決めて、信じて頑張ることが大事じゃないかな」と提言。最後は「生きるコツとしてどうしようもないことは悩まない。悩みすぎずに、目標を持って自分の強みを生かそうと考えて頑張っていれば、道は開けると思うな」とエールを送った。
富山出張を終えると、B2降格が決まった滋賀レイクスに続き、バンビシャス奈良のスタッフらを訪問。若手スタッフとの勉強会では「一念発起リスクを賭けてクラブを立ち上げて、それを支えてきたメンバーがいて、熱いファンがいて、今があるんだよということをまず認識しよう」と、球団の歴史を理解することの重要性を説いたという。
B1復帰を目指すクラブ、自治体とのさらなる連係を目指すクラブまで…。ともにバスケットボールを通じて地域を盛り上げる仲間として、島田チェアマンは「頑張りましょう」と力を込めた。
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