2023.07.13

“Mr.バスケットボール”古巣帰還…佐古賢一氏が三河のシニアプロデューサー就任

昨季までレバンガ北海道を指揮していた佐古賢一氏[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 シーホース三河は7月13日、元日本代表で球団OBの佐古賢一氏が、シニアプロデューサーに就任したことを発表した。

 佐古氏は神奈川県出身の52歳。1990年代から2000年代にかけて男子バスケットボール日本代表のポイントガードとして活躍し、“ミスター・バスケットボール”とも称された。2011年の現役引退後は日本バスケットボール協会の理事などを経て指導者に転身。昨シーズン途中までレバンガ北海道のヘッドコーチを務めていた。

 三河の発表によると、「シニアプロデューサー」は佐古氏の入団に合わせて新設されたポストで、現時点では2026年から始まる『新B1リーグ』に照準を合わせ、人材発掘や練習環境の向上、クラブのPRなどに従事する役職だという。

 今回の発表に際して、佐古氏は「このような機会を与えてくださったクラブ関係者の皆さまに感謝申し上げます。プロ選手としての9シーズンを過ごした三河に戻って来られたことを、とてもうれしく思っています」と感謝のコメント。

 続けて、「長年三河を率いた鈴木貴美一HCが退任され、今シーズンはクラブとして大きな転換期を迎えるタイミングだと思います。その中で自分にお声掛けいただいた意味を日々考えながら、これまでクラブを支えてきてくださったスポンサー、ファン・ブースターの皆さまとともに、新しい景色を見に行きたいです。フロントスタッフとしてチームに関わるのは初めてですが、より一層皆さまに愛され、応援される強いチームを作っていきたいと思いますので、ご支援・ご青援の程よろしくお願いいたします」と意気込みを語った。

 また、寺部康弘社長は「佐古賢一さんには、シニアプロデューサーとして、地域密着活動への参加やチーム・クラブ情報のPR、若い人材のスカウトや育成環境の構築など、新しい組織のメンバーとして幅広い活動にご尽力いただく予定です。ライアン・リッチマンHCも日本の『ミスター・バスケットボール』である佐古賢一さんの参画を心待ちにしており、フロントメンバー一同で変革に挑戦する覚悟です」とコメントを寄せた。

シーホース三河の関連記事

B1の関連記事