「FIBA女子アジアカップ2017」で3連覇を達成するなど、飛躍を見せた2017年の日本女子バスケットボール界。『バスケットボールキング』では、Wリーグで活躍する選手10名のショートインタビューを実施。富士通レッドウェーブの町田瑠唯に、2017年を振り返り、2018年の抱負を語ってもらった。
――2017年はどんな1年でしたか？
町田 チームのメンバーが変わり、若くなりました。いろいろな選手が試合に出るようになって、それをまとめるのが大変でした。今までは経験のある選手や日本代表選手が試合に出ていましたが、そういったメンバーが辞めてしまい、イチからチームを作るのが難しかったです。
――その中でうまくいったことはありますか？
町田 キャプテンではないので、自分のプレーに集中できました。うまくいったことはあまりないですね。
――2018年はどんな1年にしたいですか？
町田 今年はアシストがメインでした。来年は、アシストはもちろん、第一に得点、シュートを狙っていくことを考えてプレーしていきたいです。
――アシストが多いのはチームの戦略なんですか？ それとも「周りを使っていこう」といった気持ちが強くなりすぎたんでしょうか？
町田 自分でドライブして、周りにさばくことが多くて。空いているのにパスを選んでいたので、チャンスがあるならもっと積極的に得点を狙っていきたいですし、バランスを取ってやっていきたいです。抜けてしまった得点源の選手をみんなでカバーしていかなければいけないので、ガードがアシストだけだと得点も伸びなくなりますから。
――2018年の目標を一言で表すなら？
町田 『進化』です。アシストに加えて得点も狙って、引っ張っていく立場としてさらに上を目指していきます。