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大阪桐蔭の初優勝に大きく貢献した竹原[写真]=兼子慎一郎
12月28日、東京体育館にて「ウインターカップ2017 平成29年度 第70回全国高等学校バスケットボール選手権大会」の女子決勝戦が行われ、大阪桐蔭高校（大阪府）が安城学園高校（愛知県）との激闘を制し初優勝を果たした。
この試合で大阪桐蔭のエース、竹原レイラは「（今までと同様に）強気で攻めることを意識して臨みました」と話したものの、安城学園のディフェンスの前に計7得点に抑えられた。試合後、竹原は「今日のゲームでは全然自分が攻めれてなくて、冷静に判断ができずに周りにいっぱい迷惑をかけてしまったし、最後は5ファウルで退場もしてしまった」と反省。「その中でも3年生を始め、下級生の子もシュートをどんどん狙いにいって強気で攻めてくれた。自分は全然ダメだったけどみんなの力で勝つことができて本当に良かったなと思います」とチームメイトを称えた。
しかし、竹原は東京成徳大学高校（開催地／東京都）との準々決勝では29得点14リバウンド、続く桜花学園高校（高校総体2／愛知県）との準決勝では35得点11リバウンド4ブロックをマーク。いずれも今大会の成績ランキング2位となる計124得点61リバウンド12ブロックを記録し、ベスト5に選出された。
決勝戦では思うような活躍ができなかった竹原だが、彼女がいなければきっと大阪桐蔭の初優勝はなかったと言えるだろう。185センチの長身から繰り出される柔らかなワンハンドシュートは、東京体育館の観客を大いに魅了した。
