JX-ENEOSのホーバスHCが女子日本代表の新指揮官に就任「夢は金メダルを獲ること」

JX-ENEOSサンフラワーズのトム・ホーバスHCが日本女子代表の新指揮官に就任する [写真]=大澤智子

 日本バスケットボール協会(JBA)は1月23日、女子日本代表の内海知秀ヘッドコーチが任期満了に伴い3月末付で退任することを発表。新HCには、JX-ENEOSサンフラワーズのトム・ホーバスHCが就任する。

 2012年に就任した内海HCは、ロンドン・オリンピック出場こそ逃したものの、2013年のアジア選手権では43年ぶりに優勝へと導き、2016年のリオデジャネイロ・オリンピックではベスト8進出を果たすなど女子代表の強化に尽力。JBA公式HPで「この4年間は、選手、スタッフに支えられながら、精一杯戦ってきた」と振り返った。

 内海HCは「新たな体制で次の時代に挑戦することは、女子日本代表チームにとっても、さらに大きく成長できるチャンス」と述べ、後任のホーバスHCに関して「安心という以上に、大きな期待をもってバトンタッチすることができる」と期待を寄せた。

 NBAのアトランタ・ホークスでのプレー経験があり、内海HCの下でアシスタントコーチを務めた経歴も持つ新HCは、「チームの目標はメダルを獲得することです。私個人の夢としては、東京の決勝の舞台でアメリカと対戦して金メダルを獲ること」と語り、「大きな挑戦となるが、全力でその任にあたりたい」と意気込みを語った。

 なお、女子代表は7月23日からインドで行われる「FIBA ASIA 女子 カップ 2017」に出場する予定となっている。

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