JX-ENEOS渡嘉敷がWNBA参戦に向け渡米「安定したプレーでチームの勝利に貢献する」

渡米前最後の取材に応じた渡嘉敷来夢

 4月12日、JX-ENEOSサンフラワーズの渡嘉敷来夢が、アメリカのWNBAに所属するシアトル・ストームのトレーニングキャンプに合流するため渡米した。

 渡米前、取材に応じた渡嘉敷は「何度行っても楽しみな気持ちは変わらない」と語り、3シーズン目を迎えたアメリカでの挑戦を次のように語った。

「試合に出てチームの勝利に貢献することが自分の自信につながる。試合に出ることで、何が通用しているのか、何が課題なのか見つけたい。まずは試合に出るためにしっかりとアピールしたい」

 もっとも、JX-ENEOSでは今季、オールジャパン4連覇、Wリーグ9連覇に大きく貢献したが、優勝を決めたプレーオフ・ファイナル第3戦では第3ピリオド途中に接触プレーで途中交代。状態は「大丈夫」と言うが、「優勝した実感がない。(最後の)写真にもいないので」と笑顔を見せた。

 一方、アメリカでのコミュニケーションについて問われると、「(英語は)1年目とあまり変わっていない(笑)。向こうに行ったら1人ですが、“なるようになる”。語学よりもプレーで証明したい」とコメントした。

 最後に「3シーズン目なので、安定したプレーでチームの勝利に貢献することが目標。昨シーズン以上の結果を出したいと思う」と意気込みを語り、シアトルに向けて旅立った。

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