制空権を握られた女子日本代表が中国に100点ゲームを許し、アジア大会初黒星を喫する

リバウンド数で20-51と圧倒された日本 [写真]=Getty Images

 8月17日、インドネシアのジャカルタで「第18回アジア競技大会(夏季大会)」の女子バスケットボール競技が行われ、日本代表が中国代表との予選第2戦に臨んだ。

 初戦の香港戦に続き、この日のスターターも篠崎澪(富士通レッドウェーブ)、宮崎早織林咲希、梅沢カディシャ樹奈(いずれもJX-ENEOSサンフラワーズ)、中田珠未(早稲田大学)。日本はティップオフ直後から中国の高さに苦しみ、4-12とリードを奪われた開始2分18秒の時点でタイムアウトを請求、立て直しを図った。しかし、第1クォーター終了間際に宮崎のレイアップシュートで得点するも、22-35と大きくビハインドを背負った。

10得点12アシストと奮闘した宮崎 [写真]=Getty Images

 第2クォーターは19-20と互角の展開を見せるが、後半に入り、中国の高さがさらに猛威を振るう。この試合、中国が実に51本のリバウンド(オフェンス18本、ディフェンス33本)を獲得したのに対し、日本は20本。制空権を完全に奪われた日本は次第に点差を広げられ、結局73-105で中国に敗れた。19日の第3戦ではモンゴルと対戦する。

■試合結果
日本 73-105 中国
JPN|22|19|18|14|=73
CHI|35|20|26|24|=105

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