9月1日、インドネシアのジャカルタで「第18回アジア競技大会(夏季大会)」の女子バスケットボール競技の3位決定戦が行われ、日本代表が銅メダルを懸けチャイニーズ・タイペイ代表と対戦した。
宮崎早織(JX-ENEOSサンフラワーズ)、篠崎澪(富士通レッドウェーブ)、林咲希(JX-ENEOS)、中田珠未(早稲田大学)、梅沢カディシャ樹奈(JX-ENEOS)のスターティングファイブで最終戦に臨んだ日本。第1クォーターは宮崎、篠崎の連続得点で試合をスタートさせると、林の3ポイント、中田のバスケットカウントも飛びだし6点リードで終えた。
しかし、第2クォーターに入ると、立ちあがり連続8失点を喫して序盤でリードを許してしまう。オフェンスもわずか6得点に抑えこまれ、26-33の7点ビハインドでハーフタイムを迎えた。
第3クォーターは宮崎のスティールから中田の速攻が決まって先制点を記録。篠崎、宮崎を起点として徐々に点差を詰めると、残り2分30秒、林の3ポイントで45-44と逆転に成功する。その後も得点を重ねて計26点を積みあげ、52-46で第4クォーターへ。
息を吹き返した日本は最終クォーター、ベンチメンバーの鈴木知佳(日立ハイテク クーガーズ)、安間志織(トヨタ自動車アンテロープス)らも得点をマークし、開始4分22秒時点で2ケタリードを作る。この10分間も相手を上回る24得点を挙げて、最終スコア76-63でタイムアップ。女子日本代表は最終戦を白星で飾り、4大会連続となる銅メダルを獲得した。
■試合結果
日本 76-63 チャイニーズ・タイペイ
JPN|20|6|26|24|=76
TPE|14|19|13|17|=63