U18代表のエースを務めた今野紀花、目指すは「金メダル獲得に貢献できる選手」

大会をとおして1試合平均13得点を挙げた今野 [写真]=fiba.com

 11月5日、「FIBA U18 女子アジア選手権 2018」を終えた女子U18日本代表メンバーが帰国し、羽田空港でのメディア取材に応じた。

 エースとしてチームを引っ張り、1試合平均13得点4リバウンド2.4アシストを挙げた今野紀花(聖和学園高校3年)は「勝つことの難しさを感じました」と、準優勝に終わった今大会を振り返る。また、「ドライブで抜くことはできたけど、最後のフィニッシュがうまくいかなかったです。日本代表では自分が出られる時間が限られるので、その中でコーチが出してくれた時間帯の意図を読んで、自分の仕事を果たす難しさを感じました」と自身の課題を挙げた。

 今野にとって3x3代表の一員として出場した「第18回アジア競技大会(夏季大会)」に続いての銀メダル。「勝つことを自分の中で甘く考えていたというか、本当に難しいこと、簡単じゃないんだなと改めて痛感しました」と口にし、「この悔しさを胸にもう1回選出されて、金メダル獲得に貢献できる選手に、これからレベルアップして強くなっていきたいです」と次の世界大会に向けての意欲を語った。

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