3月13日(現地時間12日、日付は以下同)にNBAが新型コロナウイルスの感染防止のためレギュラーシーズンを中断すると、下部リーグのGリーグもシーズン中断を発表した。
NBAの全30チームのうち、デンバー・ナゲッツ、ポートランド・トレイルブレイザーズを除く28チームが傘下のGリーグチームを持っており、今季はメンフィス・グリズリーズと2ウェイ契約を結ぶ渡邊雄太(メンフィス・ハッスル)、ダラス・マーベリックス傘下のテキサス・レジェンズで馬場雄大がプレーしていた。
だが16日になって、Gリーグは3月に予定されていたレギュラーシーズンの全試合、4月に行われる予定だったプレーオフをキャンセルし、今季を終了する見込みだと『ESPN』が報道。
今季、渡邊はハッスルで22試合全てに先発出場し、平均32.7分17.2得点6.0リバウンド1.9アシスト1.0スティール1.0ブロックを記録。NBAの再開時期が6月中旬から下旬になるかもしれないと同メディアが報じているため、それまではグリズリーズでもプレーできないこととなる。
一方の馬場は、レジェンズで41試合(うち先発は5試合)をプレーして平均19.6分6.3得点2.6リバウンド1.2アシスト1.0スティールに3ポイント成功率41.5パーセントをマークしていたものの、Gリーグで迎えた初のシーズンがこのまま終了することになりそうだ。
なお、選手たちのサラリーについては、全てのスケジュールをこなしたことを前提とし、全額が支払われると通達されたと『ESPN』が報じている。