3月20日(現地時間19日)、クリーブランド・キャバリアーズがホームのクイックン・ローンズ・アリーナでミルウォーキー・バックスと対戦し、124-117で勝利した。
この試合、キャブスは大黒柱のレブロン・ジェームズが40得点12リバウンド10アシストと、ここ4試合で3度目のトリプルダブルをマーク。ベンチスタートのジョーダン・クラークソンが17得点を挙げるなど計6選手が2ケタ得点を記録。
キャブスにとって朗報となったのは、オールスターフォワードのケビン・ラブが復帰したことだろう。1月31日(同30日)に左手を骨折して以来、約2か月間、戦列を離れていたラブは、バックス戦でスターターとして出場。約25分の出場で3ポイントシュート9投中4本成功を含む18得点7リバウンド4アシスト2ブロックを残し、勝利に貢献している。
Kevin Love tonight: 18PTS (4-6 3PM), 7REB, 4AST, 2BLK#CavsBucks | #AllForOne https://t.co/iG3P5O3O31
— Cleveland Cavaliers (@cavs) March 20, 2018
3月20日(同19日)に指揮官のタロン・ルーHCが健康の問題から一時的にベンチを離れることが発表され、バックス戦を指揮したラリー・ドリューACは、現地メディア『AP』に対して「彼(ラブ)は我々に、驚異的な手助けをしてくれると思う。彼が戻ってきたことは、本当にすばらしいことだ」とラブの復帰を歓迎していた。
バックス戦を終えて41勝29敗、イースタン・カンファレンス3位のキャブスは、プレーオフ出場こそほぼ確定となっているものの、2位のボストン・セルティックスとは6.0ゲーム差、4位のインディアナ・ペイサーズとはわずか0.5ゲーム差と、プレーオフのシード争いは激しくなっている。
そんな中、ラブの復帰は戦力面で大きな支えとなるだろう。というのも、キャブスは戦力面で決して万全ではないからだ。ラリー・ナンスJr.が右ハムストリングの負傷でここ3試合を欠場、ロドニー・フッドは未公開の負傷により直近2試合を欠場、さらにトリスタン・トンプソンは右足首の負傷により、3月末まで欠場予定だからだ。
そのため、レブロンに次ぐチームのベストプレーヤーであるラブがラインナップに戻ったことで、特にオフェンス面におけるレブロンへの負担は軽減されるに違いない。