2018.03.17
3月8日(現地時間7日)のデンバー・ナゲッツ戦で、39得点8リバウンド10アシストを記録し、クリーブランド・キャバリアーズを勝利へと導いたレブロン・ジェームズ。
33歳になったとはいえ、ナゲッツ戦終了時点で平均37.1分に出場し、27.0得点8.4リバウンド9.0アシスト1.5スティールと見事な成績を残している。レブロン自身も、現状のプレーに手ごたえを感じているようだ。
試合後、現地メディア『ESPN』に対してレブロンは「たぶん、これまでのバスケットボールキャリアの中で、最も高いレベルでプレーできている。俺の体、マインド、どうプレーすべきか、そしてゲームへのアプローチといった要素が高いレベルにある。この能力を与えてくれた神に感謝してる。とてもありがたいことだし、それを決して当たり前だなんて思っちゃいないよ」と語っていた。
レブロンがそう言うのも無理はない。2月には史上最年長で月間平均トリプルダブルを達成し、通算3万得点、8,000リバウンド、8,000アシスト以上という前人未到の記録を残しているからだ。今季は平均アシスト数でキャリアベストをマークしているように、33歳になった今でも、バスケットボールプレーヤーとして進化していると言っても過言ではない。
だからこそ、今季終了後にプレーヤーオプションを行使してフリーエージェント(FA)になるレブロンの動向に、注目が集まってしまうのだろう。フィラデルフィアとロサンゼルスのファンがレブロン勧誘の看板を掲げ、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)が自身のインスタグラムでレブロン勧誘をアピールするなど、あちこちからニュースが出てくる。
そんな中、現地メディア『The Ringer』のケビン・オコナー記者が、興味深いことを報じている。
「私は複数のリーグ情報筋からかたくなに聞いてきた。レブロンのリストには現在、4チームある。キャバリアーズ、レイカーズ、ロケッツ、そしてシクサーズだ」
キャブス残留という線が残る中、もし移籍するとなれば、ロサンゼルス・レイカーズにヒューストン・ロケッツ、シクサーズになるということだという。
レイカーズとシクサーズには、今夏オールスター級の選手を2人獲得することも可能なキャップスペースがあり、前者にはブランドン・イングラムやロンゾ・ボール、後者にはエンビードやベン・シモンズといったリーグ屈指のヤングコアを擁している。
ロケッツは今季優勝候補として挙げられるチームで、レブロンの友人クリス・ポールがいる。ポールは今夏、制限なしのFAとなるが、優勝すべく再契約する可能性は十分。
とはいえ、シーズン終盤戦に差し掛かっている時期であるため、レブロン自身はシーズンに集中しており、今季終了後まで本格的に動き出すことはない。それでも、レブロンがどのような決断を下すのか、引き続き目が離せないことだけは確かなようだ。
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