3月23日(現地時間22日)、トヨタ・センターでウェスト1位のヒューストン・ロケッツがイースト9位のデトロイト・ピストンズと対戦。オーバータイムにもつれ込む試合を100-96で制し、1993-94シーズンの球団年間最多勝利記録に並ぶシーズン58勝に到達した。
第4クォーター終了時点でエースのジェームズ・ハーデンがわずか11得点に抑えこまれていたが、オーバータイムに入ると本領を発揮。チームの12得点中10得点を挙げ、勝利に貢献した。また、司令塔のクリス・ポールが左ハムストリングの痛みにより欠場し、終盤までエースが不調の中、試合をとおしてエリック・ゴードンが22得点5アシスト、クリント・カペラが10得点14リバウンドの活躍を見せた。
なお、93-94シーズンに球団記録を作ったチームは、アキーム・オラジュワン氏を中心にリーグ制覇。現チームが10試合を残して58勝に到達したことを考えると、ハーデン率いる今季のロケッツは球団史上最高と言えるかもしれない。