残り試合で試合勘を取り戻し、プレーオフへ臨みたい
3月25日(現地時間24日)、ワシントン・ウィザーズのオールスターガード、ジョン・ウォールが、1月下旬に左膝の負傷で戦線離脱後、初のフルコンタクトの練習に参加。
スコット・ブルックスHCは、練習後に現地メディア『the Washington Post』へこのように語っていた。
「彼はすぐにでも復帰できるだろう。コーチとして、私は彼のプレーを見たいものだ。彼は我々のチームに競争力をもたらしてくれるからね」。
それでも、ウォールの具体的な復帰時期については明らかになっていない。練習には復帰したものの、試合に復帰するにはまだ時間がかかるのかもしれない。
ウォール離脱後、ブラッドリー・ビールらの奮闘で白星先行だったウィザーズだが、ここ11試合は4勝7敗と苦戦している。3月25日(同24日)終了時点で40勝32敗、イースタン・カンファレンス6位となっている。ビールはウォールについてこのように語った。
「彼が見せるトランジションゲーム、ペイント内へと入り込む能力、ディフェンスを収縮させてキックアウトする能力。これらは僕らが今とても恋しく思っていること。彼がコートに戻ってきてくれれば、間違いなくエキサイティングなことになるだろうね。でも彼には、100パーセントの自信を持って健康体となったら戻ってきてほしい」。
今季は残り約10試合。プレーオフのシード順争いは激しく、5位のインディアナ・ペイサーズとは1.5ゲーム差、7位のマイアミ・ヒートとも1.5ゲーム差と僅差のため、これ以上順位を落とすことは避けたいところ。