4月20日(現地時間19日)、『TIME』が2018年における“最も影響力のある100人”を発表した。
その中で、NBAからはゴールデンステート・ウォリアーズのケビン・デュラントが選出された。デュラントについて寄稿したのは、アップルの上級副社長を務めるエディ・キュー氏。
キュー氏はデュラントについて、「ケビン・デュラントは、信じられないほどすばらしいバスケットボールプレーヤーというだけではありません。人間としても本当にすばらしいのです」と絶賛。
さらに「彼は『the College Track program』において、恵まれない子どもたちに対し、1,000万ドル(約10億7,000万円)をコミットしてくれました。彼は子どもたちが高いレベルの教育を受けるように、そして安全な場所でバスケットボールを学び、プレーできるようにと動いてくれたのです。彼は厳しい状況でも成長していくことができるような環境を与えてくれました。まるで彼自身が歩んできた成功への道を構築したのです」といった内容を寄稿し、「彼はすべての人々にとって、ロールモデル(お手本)となる人間です」という言葉で締めた。
デュラントは自身のツイッターで、「今年の #TIME100 のリストに入ることができて、とても光栄だ。エディ・キューさん、温かい言葉で書いてくれて、ありがとう!」と投稿。
選手としてだけでなく、ビジネスにも精通しており、いくつもの投資をしているデュラント。今回このリストに入ったことで、デュラントの人間性がこれまでとは異なった角度から称賛されており、本人にとってもうれしかったようだ。
Big honor for me to be on this year's #TIME100 list. Thanks @cue for the kind words! https://t.co/OlcoRZMggj
— Kevin Durant (@KDTrey5) April 19, 2018
ちなみに、昨年はレブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ)、一昨年はステフィン・カリー(ゴールデンステート・ウォリアーズ)が選ばれている。