リーグ有数の万能戦士として知られるジョージ
今季のオールNBAサードチームに選出されたオクラホマシティ・サンダーのポール・ジョージの去就について、新たな情報が入ってきた。
5月26日(現地時間25日)、現地メディア『OKC-KWTV』でスポーツ部門のディレクターを務めるディーン・ブレビンズが、ジョージのエージェント(代理人)、アーロン・ミンツと交わした会話を明かした。
「ポール(・ジョージ)がサンダーに残留しようとしていることは明らか。人々が信じていようとなかろうとね。ジョージによると、アンドレ・ロバーソンの戦線離脱が(今季のサンダーにとって)大きなダメージになったと考えており、(来季は)サンダーにとどまる予定のようだ」とブレビンズ。
キャリア8シーズン目の今季、ジョージは出場した79試合すべてに先発出場し、平均36.6分21.9得点5.7リバウンド3.3アシスト2.0スティールをマーク。3ポイントシュート試投数(平均7.7本)と成功数(平均3.1本)は自己最多を記録しており、成功率でも40.1パーセントと高水準の数字を残した。
プレーオフではショットの成功率こそ落としたものの、平均24.7得点6.0リバウンド2.7アシスト1.3スティールを奪い、ラッセル・ウェストブルックに次ぐスコアラーとして活躍。
ジョージの契約は1年残っているものの、今夏プレーヤーオプションを行使して制限なしフリーエージェント(FA)になることができる権利を持つ。現行契約のままサンダーに残留するのか、またはFAとなって再契約を締結するのか。
いずれにせよ、攻防兼備の万能戦士ジョージが残留することは、来季のサンダーにとって非常に大きな動きとなるに違いない。