レブロンと仲の良いポールの言葉は信ぴょう性が高い?
今夏制限なしフリーエージェント(FA)となるクリス・ポールは、今季プレーしたヒューストン・ロケッツと再契約を結ぶことが濃厚とされている。
ゴールデンステート・ウォリアーズとのウエスタン・カンファレンス・ファイナル。ポールは第4戦で27得点、第5戦では20得点7リバウンド6アシスト3スティールを挙げて2連勝に大きく貢献。しかし第5戦終盤にハムストリングを痛めてしまい、無念の戦線離脱となった。
ポールは最後の2試合、コートには出ることができなかったが、ベンチから戦況を見守り、チームメートへ指示を送り続けた。ロケッツは王者をあと一歩のところまで追い詰めるも、ウォリアーズを打ち砕くことはならず。
そこでロケッツは今夏、ジェームズ・ハーデン、ポールに加え、“打倒ウォリアーズ”を果たすべく、ポールの親友であるレブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ)を加えて“スーパーチーム”構築を狙っていると、現地で報じられていた。
数日前、『ESPN』などで「ポールはレブロン勧誘に集中している」という報道があったのだが、ここにきて事態は急変。レブロンがロケッツ入りする可能性は低いと言わざるをえない。
というのも6月20日(現地時間19日)、スティーブン・A・スミス記者と彼の情報源によると、ポールは「レブロンはヒューストンに来ようとはしない。LAでプレーしたがっている」と明かしたからだ。
今夏プレーヤーオプションを行使して制限なしFAとなることが確実視されているレブロンは、ポールによると、ビジネスの拠点とするロサンゼルスでプレーすることを目論んでいるという。
FA市場が盛んになるのは7月以降のため、現時点で各メディアから流れている情報は確実なものとはいえないものの、レブロンと仲の良いポールが語っただけに、その信ぴょう性は高いと言えそうだ。