ユーロリーグ出身のスター、ミロシュ・テオドシッチがクリッパーズ残留へ

国際経験豊富なベテランPG、テオドシッチ[写真]=Getty Images

国際経験豊富なベテランがNBA2季目を迎える

 6月25日(現地時間24日)、現地メディア『The Vertical』は、ロサンゼルス・クリッパーズのポイントガード、ミロシュ・テオドシッチがプレーヤーオプションを行使し、来季もクリッパーズでプレーするだろうと報じた。

 昨夏、テオドシッチはクリッパーズと2年契約を結び、来季は630万ドルのプレーヤーオプションだった。だがそれを破棄して制限なしフリーエージェント(FA)にならず、テオドシッチはクリッパーズで2シーズン目を迎えるという。

 セルビア代表の主軸を務めるテオドシッチは196センチ88キロの長身ポイントガード。昨季まではユーロリーグのオリンピアコス(ギリシャ)やCSKAモスクワ(ロシア)などでプレーし、数々の業績を残してきた。

ユーロリーグで経験を積み、今季からNBA入りしたテオドシッチ[写真]=Getty Images

 NBA開幕前に実施されるGMサーベイでは、「NBAでプレーしていないベストプレーヤー」として選ばれたこともあるテオドシッチは、30歳(現在は31歳)となった今季から満を持してNBA入り。ケガにより45試合の出場に終わったものの、そのうち36試合で先発を務め、シーズン平均25.2分9.5得点2.8リバウンド4.6アシストをマークした。

 現時点で、来季のクリッパーズはまだロースターが固まっていないものの、国際経験豊富なベテラン司令塔、テオドシッチの存在は選手層に厚みをもたらすに違いない。

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