飛躍を狙うサンズが求める“3&D”に秀でたベテラン
現地時間7月1日、複数の現地メディアによると、ヒューストン・ロケッツで直近4シーズンの間、不動の先発スモールフォワードを務めたトレバー・アリーザが、フェニックス・サンズとの契約に合意したと報じた。
Reports: Trevor Ariza has agreed to a one-year, $15M deal with the Phoenix Suns. (via Yahoo Sports) pic.twitter.com/UeRPZdDYAo
— NBA TV (@NBATV) July 1, 2018
今夏、3ポイントシュートとディフェンスに秀でた“3&D”タイプのベテランを欲していたサンズにとって、アリーザは理想的な人材と言っていいだろう。203センチのアリーザは、スモールラインナップではパワーフォワードを務めており、ここ5シーズンすべてにおいて平均2.3本以上の3ポイントシュートを沈めている。ディフェンス面でも評価が高い選手として知られている。
キャリア14年を誇る33歳のアリーザは、サンズと1年1,500万ドルの高額契約を結び、新天地ではデビン・ブッカーやディアンドレ・エイトンといった才能豊かな若手選手たちとプレーすることになる。ロケッツではジェームズ・ハーデンやクリス・ポールをサポートしていたように、サンズでも主力選手たちをサポートしていくことだろう。
ちなみに、アリーザのこれまでのキャリア最高年俸は14-15シーズンの約858万ドル。そのため、サンズと正式に契約締結となれば、自己最高の年俸を手にすることとなる。
来季、アリーザがサンズをプレーオフ出場レベルまで引き上げることに貢献できれば、自身の評価はさらに高まるに違いない。
一方、今季リーグベストの65勝を挙げたロケッツとしては、アリーザ離脱でスモールフォワードに大きな穴ができてしまった。どのような選手を獲得してカバーできるかにも注目だ。