リーグ有数のディフェンダー、エイブリー・ブラッドリーがクリッパーズと再契約へ

ディフェンスに定評のあるコンボガード、ブラッドリーがクリッパーズに残留[写真]=Getty Images

オールディフェンシブチーム選出2度を誇るペリメーターディフェンダー

 現地時間7月3日、『Yahoo! Sports』をはじめとする複数の現地メディアは、制限なしフリーエージェント(FA)のエイブリー・ブラッドリーがロサンゼルス・クリッパーズとの再契約に合意したと報じた。

 『ESPN』によると、ブラッドリーはクリッパーズと2年2,500万ドルの契約を結ぶことになるという。

 188センチ81キロのブラッドリーは、キャリア8年を誇るコンボガード。昨季までの7シーズンをボストン・セルティックスでプレーし、413試合(うち先発は340試合)に出場。平均28.1分12.1得点3.1リバウンド1.7アシスト1.1スティールを記録。今季はデトロイト・ピストンズとロサンゼルス・クリッパーズでプレーし、2チーム合計で平均31.2分14.3得点2.5リバウンド2.0アシスト1.1スティールを残した。

 現在クリッパーズで指揮官を務めるドック・リバースHCは、セルティックスのHCを務めていた時にブラッドリーをコーチしていた経歴がある。

 ブラッドリーはディフェンスに定評があるハードワーカーで、これまでにオールディフェンシブファーストチーム(2016年)と同セカンドチーム(13年)に選出されており、ペリメーターディフェンダーとしてはリーグ有数の実力を持っている。

しぶといディフェンスでマッチアップ相手を苦しめるブラッドリー[写真]=Getty Images

 また、年々シュート力も向上しており、ここ4シーズンは平均1.6本以上の3ポイントシュートを沈めている。来季はクリッパーズの先発シューティングガードの筆頭候補として迎えることとなりそうだ。

 なお、『ESPN』は、クリッパーズが制限なしFAのマイク・スコットとも1年契約(金額は不明)を結んだと報じている。スコットはキャリア6年目を終えた“ストレッチ4”タイプのフォワード。ワシントン・ウィザーズでプレーした今季は平均8.8得点3.3リバウンドに加え、3ポイントシュート成功率40.5パーセントを記録している。

今年のプレーオフでは3ポイント成功率63.6%という高確率を残したスコット[写真]=Getty Images

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