オールディフェンシブチーム選出2度を誇るペリメーターディフェンダー
現地時間7月3日、『Yahoo! Sports』をはじめとする複数の現地メディアは、制限なしフリーエージェント(FA)のエイブリー・ブラッドリーがロサンゼルス・クリッパーズとの再契約に合意したと報じた。
Avery Bradley has agreed to a 2-year, $25M deal with the Clippers, per @ShamsCharania pic.twitter.com/CyT4K9BGnN
— Bleacher Report (@BleacherReport) July 3, 2018
『ESPN』によると、ブラッドリーはクリッパーズと2年2,500万ドルの契約を結ぶことになるという。
188センチ81キロのブラッドリーは、キャリア8年を誇るコンボガード。昨季までの7シーズンをボストン・セルティックスでプレーし、413試合(うち先発は340試合)に出場。平均28.1分12.1得点3.1リバウンド1.7アシスト1.1スティールを記録。今季はデトロイト・ピストンズとロサンゼルス・クリッパーズでプレーし、2チーム合計で平均31.2分14.3得点2.5リバウンド2.0アシスト1.1スティールを残した。
現在クリッパーズで指揮官を務めるドック・リバースHCは、セルティックスのHCを務めていた時にブラッドリーをコーチしていた経歴がある。
ブラッドリーはディフェンスに定評があるハードワーカーで、これまでにオールディフェンシブファーストチーム(2016年)と同セカンドチーム(13年)に選出されており、ペリメーターディフェンダーとしてはリーグ有数の実力を持っている。
また、年々シュート力も向上しており、ここ4シーズンは平均1.6本以上の3ポイントシュートを沈めている。来季はクリッパーズの先発シューティングガードの筆頭候補として迎えることとなりそうだ。
なお、『ESPN』は、クリッパーズが制限なしFAのマイク・スコットとも1年契約(金額は不明)を結んだと報じている。スコットはキャリア6年目を終えた“ストレッチ4”タイプのフォワード。ワシントン・ウィザーズでプレーした今季は平均8.8得点3.3リバウンドに加え、3ポイントシュート成功率40.5パーセントを記録している。