リラードとマッカラムに次ぐブレイザーズ第3の得点源
7月7日(現地時間6日)、リーグの情報筋が『ESPN』に伝えたところによると、ユスフ・ヌルキッチがポートランド・トレイルブレイザーズと4年4,800万ドルで再契約を結び、残留したという。
これにより、今季ウエスタン・カンファレンス3位の49勝33敗を挙げたブレイザーズは、先発センターをキープすることに成功した。
今夏制限付きフリーエージェント(FA)となっていたヌルキッチはボスニア・ヘルツェゴビナ出身のビッグマンで、213センチ127キロと屈強な体格を誇る。昨年2月中旬にデンバー・ナゲッツとのトレードでブレイザーズに加入し、先発センターへ定着。
キャリア4シーズン目の今季は79試合すべてに先発出場し、平均26.4分14.3得点9.0リバウンド1.8アシスト1.4ブロックをマーク。ニューオリンズ・ペリカンズとのプレーオフ1回戦では平均23.5分11.8得点8.0リバウンド1.0アシスト1.5スティール1.3ブロックを残した。
“ボスニアン・ビースト”という異名を持ち、昨年3月29日(同28日)に行われたナゲッツ戦では、フィールドゴール15投中成功12本、フリースロー11投中9本を決め切り、古巣相手にキャリアハイの33得点を見舞って勝利に大きく貢献。また、20リバウンドを2度記録しているように、爆発力を備えたビッグマンである。
ヌルキッチには、来季もブレイザーズ自慢のバックコートデュオ(デイミアン・リラードとCJ・マッカラム)に次ぐ得点源として期待したい。