カナトンはスネルやミドルトンの控えとしてプレーする見込み
8月2日(現地時間1日)、ミルウォーキー・バックスは、パット・カナトンと2年契約を結び、ベテランのブランドン・ジェニングスをウェイブしたと発表した。
カナトンは196センチ93キロのシューティングガード。2015年のドラフト2巡目全体41位でブルックリン・ネッツに指名され、ドラフト当日にポートランド・トレイルブレイザーズへトレード。
キャリア3年目となった昨季、カナトンは82試合(うち先発は5試合)にフル出場。フェニックス・サンズとの開幕戦で4本の3ポイントシュートを決めるなど、キャリアハイの24得点を奪ってみせた。シーズン平均では18.1分5.4得点2.0リバウンド1.1アシストを記録した。
新天地となるバックスでは、昨季シューティングガードのスターターを務めたトニー・スネル、スモールフォワードのスターターだったクリス・ミドルトンの控えとしてプレーする見込みとなっている。
一方、ウェイブされたジェニングスは、昨季中国リーグでプレー後、バックスと2度の10日間契約を経て今年4月に複数年契約を締結。しかし契約は無保証となっていたため、この度ロースター登録人数の都合上、ウェイブとなった。
キャリア9年を誇るジェニングスは、昨季14試合に出場し、平均14.6分5.2得点2.2リバウンド3.1アシストをマーク。今年3月13日(同12日)に行われたメンフィス・グリズリーズとの初戦。ジェニングスはベンチから16得点8リバウンド12アシストの活躍で勝利を演出するなど、バックスのプレーオフ出場に貢献。
しかし、ボストン・セルティックスとのプレーオフ1回戦では出場わずか1試合、プレータイムも5分未満に終わり、ローテーション入りはできなかった。