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7月14日(現地時間13日)、リーグの情報筋が『ESPN』に伝えたところによると、ジャバリ・パーカーがシカゴ・ブルズと交渉を続けており、早ければ16日(同15日)にもオファーシートにサインすることになるという。
ミルウォーキー・バックスに所属するパーカーは今夏、制限付きフリーエージェント(FA)となっていた。
現地メディア『Fansided.com』によると、7月10日(同9日)の時点ではバックスのジョン・ホーストGMが「我々は(パーカーとその代理人と)とても良い会話ができている。我々は毎日コンタクトを取っている」と報じられていたものの、パーカーはブルズ入りを望んでいるという声が関係者から聞こえてきた。
パーカーにとって、ブルズが本拠地に置くシカゴは生まれ故郷であり、高校まで過ごしたホームタウン。慣れ親しんだ環境でプレーすることは自身が最も快適だと感じるのだろう。
2014年ドラフト1巡目全体2位でバックスから指名されたパーカーは、203センチ113キロのパワーフォワード。キャリア4年をバックスでプレーし、一昨季は平均20.1得点6.2リバウンド2.8アシスト、キャリア平均15.3得点5.5リバウンド2.0アシスト1.0スティールを残している。
ただ、パーカーはキャリア4シーズンで左膝前十字靭帯を2度も断裂していることから、今夏のFA市場でパーカー獲得に興味を示したのはバックスとサクラメント・キングス、そしてブルズくらいで、あまり大きな注目を浴びることはなかった。
バックスは今夏、アーサン・イリヤソバ(3年2,100万ドル)とブルック・ロペス(1年340万ドル)というベテラン2名を獲得しており、現状としてはキャップスペースにあまり余裕がない。そのため、ブルズが年平均2,000万ドル級のオファーを提示し、パーカーがサインした場合、マッチせずにそのままブルズ移籍になる可能性が高い。
ブルズが提示する契約内容、そしてバックスの対応に注目したい。
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