Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
5月17日(現地時間16日)、現地メディア『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロフスキー記者は、マイク・ブーデンホルザーがミルウォーキー・バックスの新ヘッドコーチ(HC)として契約合意に達したと報じた。
Breaking: Mike Budenholzer has reached an agreement to become the next head coach of the Milwaukee Bucks, league sources tell @wojespn. pic.twitter.com/ZLpGSTZN9u
— SportsCenter (@SportsCenter) May 16, 2018
バックスは今年1月にジェイソン・キッド前HCを解任後、ジョー・プランティーHC代行がチームを指揮していた。新たな指揮官を探す中で、バックスはサンアントニオ・スパーズのエットーレ・メッシーナACやベッキー・ハモンACが候補に挙がっていたが、経験豊富なブーデンホルザーが就任することとなった。
リーグの情報筋によると、現地時間16日にブーデンホルザーはブレークファスト・ミーティングを行ったのだが、そのミーティングにはバックスの主軸であるヤニス・アデトクンボとクリス・ミドルトンも参加していたという。
バックスのジョン・ホーストGMは、新指揮官を探すうえで、ブーデンホルザーを筆頭候補に挙げていたと同記者が伝えている。
ブーデンホルザーは今季までの5シーズン、ホークスでHCを務め、通算213勝197敗(勝率52.0パーセント)。昨季までは4シーズン連続でプレーオフに進出しており、15年はカンファレンス・ファイナルまで勝ち上がった。
特に就任2季目の2014-15シーズンは前シーズンから22勝も上積みし、イーストトップとなる60勝22敗を記録。15年1月のプレーヤーズ・オブ・ザ・マンスには当時のスターター5人、ジェフ・ティーグ(現ミネソタ・ティンバーウルブズ)、カイル・コーバー(現クリーブランド・キャバリアーズ)、デマーレイ・キャロル(現ブルックリン・ネッツ)、ポール・ミルサップ(現デンバー・ナゲッツ)、アル・ホーフォード(現ボストン・セルティックス)が選ばれ、その年のオールスターにはキャロルを除く4選手を送り込んだ。
15年の最優秀コーチ賞にも選出されたブーデンホルザーは、リーグでもベストな戦術家の1人という評価を得ている。1996-97シーズンから12-13シーズンまで、スパーズでACを務めてきた経験もあり、実績十分と言っていいだろう。
アデトクンボを筆頭に、ミドルトンやエリック・ブレッドソー、ジャバリ・パーカーといったタレントを擁するバックス。ブーデンホルザー新HCの下でどのような成長を見せるのかは注目に値する。