プレシーズンゲーム8日目の試合結果③、ポール・ジョージが初出場で23得点!

ウルブズ戦でチームトップの23得点を挙げたジョージ[写真]=Getty Images

 10月6日(現地時間5日)、2018-19 NBAプレシーズンゲームは8日目を迎え、12試合が行われた。ここでは、その中から5試合の結果をお届けしていこう。

ポール・ジョージのプレシーズン初戦
オクラホマシティ・サンダー 113-101 ミネソタ・ティンバーウルブズ

シュルーダーやノエルら新加入選手も活躍したサンダー

 第1クォーター終了時に2ケタリードを奪ったアウェーのサンダーが、ウルブズ相手にプレシーズン初勝利。サンダーではプレシーズン初出場となったポール・ジョージが23得点5リバウンド4アシスト、スティーブン・アダムズが14得点13リバウンド、デニス・シュルーダーが12得点6アシスト、ナーレンズ・ノエルが12得点9リバウンド4ブロック、ジェレミー・グラントが12得点2スティールを記録。

 一方のウルブズでは、カール・アンソニー・タウンズが23得点7リバウンド2スティール2ブロック、ジェフ・ティーグが17得点4アシスト、デリック・ローズが11得点、ゴーギー・ジェンが10得点5リバウンドを挙げるも、これでプレシーズン2連敗(1勝2敗)となった。

■デローザンと恩師ケイシーHCがサンアントニオで再会
サンアントニオ・スパーズ 117-93 デトロイト・ピストンズ

高確率にショットを沈めたスパーズがピストンズを圧倒

 試合をとおしてフィールドゴール成功率56.1パーセントと好調だったスパーズが、ホームでピストンズを下した。ピストンズはターンオーバーこそ8本(スパーズは15本)にとどめたものの、リバウンド数(39-53)でスパーズに大差を付けられ、フィールドゴール成功率では34.8パーセントとショットが不発に終わった。

チームトップの16得点に加えて11リバウンドも奪ったマレー[写真]=Getty Images

 勝利したスパーズでは、デジャンテ・マレーが16得点11リバウンド、ラマーカス・オルドリッジが14得点2ブロック、パウ・ガソルが13得点5リバウンド、マルコ・ベリネリが12得点。昨季まで所属していたトロント・ラプターズ時代の恩師ドウェイン・ケイシーHC(現ピストンズHC)の前でプレーしたデマー・デローザンは、約20分の出場で6得点3アシストを記録。ピストンズでは、アンドレ・ドラモンドが18得点10リバウンド、スタンリー・ジョンソンとヘンリー・エレンソンが共に11得点をマークしている。

■NBA vs. NBL 第6弾
デンバー・ナゲッツ 96-88 パース・ワイルドキャッツ

ベンチ陣の活躍もあり、ナゲッツがプレシーズン3連勝

 ワイルドキャッツはNBAで23試合の出場経験を誇るブライス・コットン(元ユタ・ジャズほか)が5本の長距離砲を含むゲームハイの33得点に5リバウンド3アシスト2スティールと大暴れを見せたものの、ほかに2ケタ得点を挙げたのは2選手のみに終わり、あと一歩及ばず。

33得点を奪ったコットンだったが、勝利には届かず[写真]=Getty Images

 勝利したナゲッツでは、モンテ・モリス(15得点)やマリック・ビーズリー(14得点)を筆頭にベンチ陣だけで60得点を記録し、勝利を大きく後押し。スターターではギャリー・ハリスが13得点、ウィル・バートンが11得点を挙げている。

■NBA vs. NBL 第7弾
ユタ・ジャズ 129-99 アデレード・サーティシクサーズ

第2クォーター以降に火が付いたジャズ

 第1クォーターにサーティシクサーズが31-28とジャズから3点のリードを奪ったものの、第2クォーター以降でジャズは101得点を記録する猛攻を見せて大勝。ジャズではドノバン・ミッチェルが18得点、アレック・バークスとグレイソン・アレンがそれぞれ16得点をマークするなど、計6選手が2ケタ得点。

 一方のサーティシクサーズはネイサン・ソビー(ガード)がゲームハイとなる23得点に4リバウンド4アシスト4スティール、ラモーネ・ムーアが16得点、ジェイコブ・ワイリー(共にフォワード)が15得点8リバウンド3ブロックを残した。

ジャズのエース、ミッチェルはチームトップの得点を記録[写真]=Getty Images

■ブレイザーズが初勝利を懸けてフェニックスへ
ポートランド・トレイルブレイザーズ 115-93 フェニックス・サンズ

第3クォーターに大量リードを奪ったブレイザーズが初勝利

 ブレイザーズは9点リードで迎えた第3クォーターに35-15とサンズを圧倒し、アウェーで初勝利。ユスフ・ヌルキッチが16得点9リバウンド3ブロック、ジェイク・レイマンが13得点、新加入のセス・カリーが12得点と続いた。敗れたサンズでは、ディアンドレ・エイトンがゲームハイの19得点14リバウンドに3ブロックと奮闘するも、チーム全体でターンオーバー(21本)がアシスト(20本)を上回るなど、オフェンスがなかなか機能しなかった。

個人成績ではエイトン(右)に軍配が上がったものの、試合はヌルキッチ(左)擁するブレイザーズが制した[写真]=Getty Images

モバイルバージョンを終了