2018.10.09
10月6日(現地時間5日)、2018-19 NBAプレシーズンゲームは8日目を迎え、12試合が行われた。ここでは、そのうちの5試合を振り返っていこう。
■ブラジルのチームとのインターナショナルゲーム
オーランド・マジック 119-82 フラメンゴ
マジックのホーム、アムウェイ・センターでブラジルのフラメンゴを迎えたゲームは、アーロン・ゴードン(マジック)が12投中10本のショットを成功させるなどゲームハイの29得点に8リバウンドをマークし、勝利を手にした。マジックではゴードンのほかに、ニコラ・ブーチェビッチが21得点7リバウンド2ブロック、ルーキーのモハメッド・バンバが12得点9リバウンド4ブロックを記録。一方のフラメンゴは、一昨季までの13シーズンをNBAでプレーしたアンダーソン・バレージョ(元クリーブランド・キャバリアーズほか)が14得点12リバウンド、マーカス・ヴィニシャス・スーザが19得点を挙げた。
■NBA vs. NBL 第5弾
トロント・ラプターズ 120-82 メルボルン・ユナイテッド
ラプターズはカワイ・レナードやカイル・ラウリーを休ませたものの、第3クォーターだけで一挙44得点の猛攻を見せるなどユナイテッドを寄せ付けずに38点差で一蹴。この日はノーマン・パウエルがゲームハイの21得点、パスカル・シアカムが19得点6リバウンド、デロン・ライトが15得点6リバウンド5アシストの活躍を見せた。ユナイテッドでは、キャスパー・ウェアとクリス・ゴールディング(共にガード)がそれぞれ17得点を挙げるも、大敗を喫してしまう。
■昨季のプレーオフ出場チームによるマッチアップ
ワシントン・ウィザーズ 121-114 マイアミ・ヒート
前半こそヒートが59-51でウィザーズをリードしたものの、後半にウィザーズのオフェンスが爆発。最後の24分間で70-55とヒートを圧倒し、ホームのウィザーズが勝利を収めた。ウィザーズではブラッドリー・ビールの20得点を筆頭に、計6選手が2ケタ得点を挙げ、ジョン・ウォールがゲームハイとなる9アシストを記録。ヒートではジャスティス・ウィンズロウ(17得点)やロドニー・マグルーダー(15得点)が活躍したものの、後半に失速。
■ペリカンズのプレシーズン連敗ストップなるか?
ニューヨーク・ニックス 106-100 ニューオリンズ・ペリカンズ
第4クォーターこそ13-19とペリカンズの反撃を許すも、そのほかのクォーターでペリカンズよりも多くの得点を奪ったニックスが勝利し、これでプレシーズン無傷の3連勝となった。ニックスではティム・ハーダウェイJr.が両チームトップの21得点に5リバウンド5アシスト、エネス・カンターが20得点15リバウンド5アシスト、ランス・トーマスが13得点と続いた。新人ケビン・ノックスは12得点10リバウンドのダブルダブルを達成している。
20 PTS, 15 REBS, & 5 ASTS.
Enes Kanter did a little bit of everything to improve @nyknicks' #NBAPreseason record to 3-0. pic.twitter.com/mF32XjVGex
— NBA (@NBA) October 6, 2018
ペリカンズはニコラ・ミロティッチが19得点12リバウンド、アンソニー・デイビスが15得点13リバウンド4スティール3ブロック、ダリアス・ミラーが7投中5本の3ポインターを沈めて15得点をマークするも、これでプレシーズン3連敗。ジュリアス・ランドルを腰の痛みにより欠いていたものの、そろそろ勝ち星がほしいところだ。
■渡邊雄太のプレシーズンデビュー戦!
メンフィス・グリズリーズ 120-110 アトランタ・ホークス
ホームのグリズリーズは第1クォーター(34-26)と第3クォーター(35-20)でホークスを圧倒し、プレシーズン初勝利をつかんだ。グリズリーズではマルク・ガソルが21得点7リバウンド、ベンチスタートのマーション・ブルックスがフィールドゴール7本(うち3ポイント3本)、フリースロー1本をすべて決めるパーフェクトゲームで18得点、ジャマイカル・グリーンが13得点9リバウンド、マイク・コンリーが11得点をマーク。ホークスではタイラー・ドアシーが18得点6リバウンド、トレイ・ヤングが15得点5アシストを残すなど、計6選手が2ケタ得点を挙げるも敗戦。
また、第4クォーター残り約7分20秒には渡邊雄太が出場し、プレシーズンデビューを飾った。最後までコートに立った渡邊は、2本の3ポイントを放つもミスしてしまい、無得点に終わる。出場直後はホークスの選手に目の前でダンクをたたき込まれるシーンもあったが、残り約1分にチームメートのターンオーバーから1対2の劣勢でファストブレイクを仕掛けられたシーンでは相手チームのロブパスをカットするなど徐々にアジャストして見せた。
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