レイカーズで初勝利を挙げたレブロン「チームとして成長を続けるだけ」
10月25日(現地時間24日)、開幕3連敗中のロサンゼルス・レイカーズがフェニックス・サンズのホーム、トーキング・スティック・リゾート・アリーナに乗り込んで一戦を行った。
ブランドン・イングラムとラジョン・ロンドを出場停止で欠いているレイカーズは、先発シューティングガードをケンテイビアス・コールドウェル・ポープからジョシュ・ハートに変更してこの試合に臨んだ。
第1クォーター終了時はレイカーズがサンズを2点リードする展開となったものの、第2クォーターにレイカーズが44-24と一気に引き離して試合を決めた。後半はサンズが59-55と上回ったものの、前半の大量リードが大きく響き、レイカーズが最終スコア131-113で快勝し、今季4戦目にして初勝利を挙げた。
「いい気分だ。勝利することができたからね。それにトレーニングキャンプから俺たちがやってきたことを知ることができて良かった。今後もチームとして成長を続けるだけさ」とレブロン・ジェームズは試合後に『AP』へコメント。
レイカーズではランス・スティーブンソンが23得点8リバウンド8アシスト2スティール、ジャベール・マギーが20得点4ブロック、レブロンが19得点7リバウンド10アシスト3スティール、カイル・クーズマが17得点、ハートが4本の3ポイント成功を含む15得点に2スティール、コールドウェル・ポープが14得点、ロンゾ・ボールが12得点7リバウンド6アシスト2スティールと続いた。
この試合のポイントは第2クォーターでサンズを圧倒したディフェンス
この試合、レイカーズにとって決め手となったのは第2クォーターのディフェンスだった。レブロンは試合後にこう明かした。
「それこそ俺たちが繰り返し改善しようとしていること。このチームがシーズン全体をとおしてやろうとしているのはディフェンス面のアプローチなんだ。フィジカル面やコミュニケーションといったアピールを、第2クォーターで示すことができたと思う」。
レイカーズのルーク・ウォルトンHCもディフェンスについて言及した。
「ゲーム序盤、我々のディフェンスはソフトなものだった。でも彼ら(サンズの選手たち)はショットをミスしてくれた。これはサンアントニオ・スパーズ戦でもあったこと。だがスパーズの選手たちはショットを決めてきたんだ。だから我々はディフェンスをもっと向上させる必要があった。(今後は)この試合の第2クォーター開始時と同じメンタリティで試合を開始させていく必要がある」。
敗れたサンズはデビン・ブッカーが23得点7リバウンド7アシスト、ディアンドレ・エイトンが22得点11リバウンド3ブロック、トレバー・アリーザが14得点4アシスト、タイソン・チャンドラーが14得点11リバウンドを記録。
今後のサンズにとって心配なのは、ブッカーが第3クォーター途中に左ハムストリングの張りによりコートを去ったことだろう。ここまでいずれもチームトップとなる平均27.8得点6.8アシストを残すエースが戦線離脱となると、大幅な戦力ダウンが予想される。