ナースHCはキャリア最高級のプレーを見せているラウリーを絶賛
10月27日(現地時間26日)、トロント・ラプターズはホームのスコシアバンク・アリーナでダラス・マーベリックスとの試合を行った。
開幕5連勝と絶好調のラプターズは、第1クォーターから39-26とマブスから13点リードを奪う。しかしマブスに第2、3クォーターで53-63と点差を詰められ、3点リードで第4クォーターを迎える。
するとラプターズはパスカル・シアカムとロレンゾ・ブラウンの活躍で10点差をつけた。マブスはハリソン・バーンズがフリースロー2本を決めて対抗するも、今度はサージ・イバカが4連続得点を挙げてラプターズがリードを12点まで広げる。
その後マブスは8点差まで追い上げるのがやっとの展開となり、ホームのラプターズが最終スコア116-107で勝利。フランチャイズ新記録となる開幕6連勝と、最高のスタートダッシュを切った。
ラプターズではカワイ・レナードが21得点9リバウンド5アシスト3スティール、カイル・ラウリーが20得点12アシスト、ヨナス・バランチュナスが17得点8リバウンド、ダニー・グリーンが4本の3ポイント成功を含む15得点8リバウンドをマークしたほか、3選手が2ケタ得点を挙げた。
指揮官のニック・ナースHCはチームの精神的支柱である司令塔ラウリーを絶賛。「彼は今、本当にいい状態だ。キャリアを重ねるごとに物事を判断して自分のものにし、よりクリアにコート上を見ることができている」と語っている。
ラプターズ在籍7シーズン目を迎えたラウリーは、今季ここまで平均19.8得点10.3アシストをマーク。4試合連続で2ケタアシストを残し、この試合ではターンオーバーがゼロと抜群の安定感を発揮。フィールドゴール、3ポイントの成功率はいずれも50パーセントを超えており、見事なパフォーマンスを見せている。
一方のマブスでは、ルカ・ドンチッチが22得点5リバウンド4アシスト、ウェスリー・マシューズが21得点、ディアンドレ・ジョーダンが18得点15リバウンド5アシスト、バーンズが14得点6リバウンドを残した。
バーンズはラプターズについて「僕らは試合中に持ち直した彼らと同じレベルで競い合うことができなかった。それが彼らとの大きな違いになった」とコメント。
「我々は今夜の試合で、良い点がいくつもあった。しかし、いくつか修正する必要があるのは明らかだ」とリック・カーライルHCは振り返った。