プレシーズン中に右膝を負傷したスパーズのロニー・ウォーカー四世がまもなく復帰か?

今年のドラフト1巡目18位でスパーズに指名されたウォーカー四世[写真]=Getty Images

Gリーグでゲーム感覚を取り戻し、近いうちにスパーズでNBAデビュー予定

 11月27日(現地時間26日)終了時点で、21年連続でプレーオフに出場中のサンアントニオ・スパーズは、ウエスタン・カンファレンス8位タイの10勝10敗を記録している。

 そのスパーズに朗報が届いた。今年のドラフト1巡目18位で指名したロニー・ウォーカー四世が、ようやくNBAデビューする目途が立ったからだ。

 地元メディア『My San Antonio』のトム・オーズボーン記者は、28日(同27日)に掲載された記事の中で、ウォーカー四世についてこう語っている。

 「ウォーカー四世は『そろそろ復帰できると感じている』と明かした。そして『今はリズムなどすべてにおいてゲーム感覚をつかもうとし続けているよ。毎日、進歩を続けるだけさ』と話していたんだ」。

 196センチ92キロのウォーカー四世は、プレシーズン期間中に損傷した右膝の半月板を手術し、復帰まで6~8週間と診断されていた。

 同記者は、ウォーカー四世がここ数日、Gリーグのオースティン・スパーズ(スパーズが傘下に置くチーム)でリハビリを行っており、今後は数試合をGリーグでプレーする予定だと明かした。

 「僕は2、3日間、出場時間に制限を設けてオースティンでプレーするだろう。リズムをつかんで、ゲーム感を取り戻すことができるようにするよ。そのうち僕が(NBAで)プレーできる日が来るはずだ。近いうちに戦列復帰し、スパーズの一員としてラインナップに戻ることになると思う」とウォーカー四世は言う。

 今年のサマーリーグでウォーカー四世は計6試合に出場し、平均26.8分11.2得点4.3リバウンド1.7アシスト1.3スティールを記録。スパーズに復帰後、すぐさまチームにフィットできるかは未定ではあるものの、バックコート陣の選手層に厚みを加えることは間違いない。

ルーキーの戦列復帰でスパーズは勢いづくことができるか?[写真]=Getty Images

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