得点とアシストでそれぞれルーキートップの成績を残す
12月4日(現地時間3日)、NBAは10月と11月における月間最優秀ルーキーを発表した。
The Kia NBA Rookies of the Month for October/November… #KiaROTM@luka7doncic of the @dallasmavs (West)@TheTraeYoung of the @ATLHawks (East) pic.twitter.com/g4MrWlLWGv
— NBA (@NBA) December 3, 2018
イースタン・カンファレンスではアトランタ・ホークスのトレイ・ヤングが選出。188センチ81キロのポイントガードは、ここまで全試合に先発出場。期間中、平均15.6得点3.0リバウンド7.6アシストを残した。
ホークスは5勝18敗でイースタン・カンファレンス下位に沈んでいるものの、ヤングは平均得点と平均アシストでチームトップを記録。フィールドゴール成功率37.8パーセント、3ポイント成功率24.8パーセントと空を切っているものの、爆発力はルーキートップと言っていい。
10月22日(同21日)のクリーブランド・キャバリアーズ戦で35得点11アシスト、11月20日(同19日)のロサンゼルス・クリッパーズ戦では25得点17アシストをマークするなど自身の実力をアピール。ヤングはここまでアシストでルーキートップを残している。
一方のウエスタン・カンファレンスでは、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが選ばれた。スロベニア出身のドンチッチは、チームトップかつ今季のルーキートップとなる平均18.5得点に加え、6.5リバウンド4.3アシスト1.1スティールをマーク。フィールドゴール成功率44.3パーセント、3ポイント成功率38.2パーセント、フリースロー成功率79.0パーセントと、ルーキーとしてはすばらしい成績。
19歳のドンチッチが開幕10試合で残した198得点、66リバウンド、44アシストという数字は、1960-61シーズンのオスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか)以来の快挙となり、10代の選手としては史上初となった。
今年のドラフト当日にトレードされたヤングとドンチッチ。今後もそれぞれの所属チームで比較されることになるだろうが、ここまではルーキーの中で頭一つ抜きんでたパフォーマンスを見せていると言っていいだろう。